2025-12-05 【お薦め本の紹介】不夜脳 脳がほしがる本当の休息 私たちは「よく眠れないと脳に悪い」と思いがちですが、本当に必要なのは“長く眠ること”ではなく、“脳が心地よく働ける環境づくり”。忘却の力、眠っている間の老廃物の掃除、適度な刺激の大切さなど、脳の仕組みがわかりやすく説明さ …
2025-11-28 【お薦め本の紹介】多動脳―ADHDの真実 自分自身がADHDであるということは分かっていました。しかしこの本を読むことで確信に変わり、あらたに特性や対応策を学ぶことができました。ADHDは世の中には数%は存在するのですが、起業家に限定するとその割合はかなり上がる …
2025-11-21 【お薦め本の紹介】垣谷美雨『病棟シリーズ』 垣谷美雨さんの『病棟シリーズ』──『後悔病棟』『希望病棟』『懲役病棟』『絶縁病棟』──をすべて読みました。題名に病棟とついていますが、描かれているのは「病気」や「死」だけではありません。そこにあるのは、人の心の弱さややさ …
2025-11-14 【お薦め本の紹介】偽善医療 『偽善医療』は、日本の医療の「当たり前」を一度立ち止まって見直すための一冊です。がん検診や薬の使い方、ワクチン、医療費の仕組みまでをエビデンスの視点で丁寧に検討し、「何が本当に患者のためか」を静かな語り口で考えさせてくれ …
2025-11-07 【お薦め本の紹介】土と生命の46億年史・土と進化の謎に迫る 科学がどれほど進歩しても、人の手では作れないものがあります。それが「生命」と「土」です。『土と生命の46億年史』は、地球が生まれてから今に至るまで、土と生きものがどのように支え合ってきたのかをやさしく解き明かす一冊です。 …
2025-10-31 【お薦め本の紹介】『じゃあ、あんたが作ってみろよ』 谷口菜津子さんの『じゃあ、あんたが作ってみろよ』がドラマ化されました。タイトルだけを見ると挑発的に聞こえるかもしれませんが、実際の作品は「作る」という行為を通して、人が人を理解しようとする温かい物語です。ドラマも非常に見 …
2025-10-24 【お薦め本の紹介】2030―2040年 医療の真実-下町病院長だから見える医療の末路 下町の病院長が“現場の目線”でこれからの日本の医療と介護の行方を語る一冊です。2040年には高齢者が過去最多となり、誰もが医療や介護を受けにくくなる現実が目前に迫っています。知られざる病気の実態や家族の葛藤、そして地域医 …
2025-10-17 【お薦め本の紹介】「脂質=太る」という常識を覆す一冊『脂質起動』 本書では、糖質過多による「糖質疲労」から脱却し、脂質を味方につける食生活=“脂質起動”を提案。脂質は、エネルギー源として優れ、太りにくく、疲れにくい体質をつくるカギだと説きます。さらに、「オイルファースト」「カーボラスト …
2025-10-10 表彰の前に検証を 保険営業の“優秀”を疑え 『対馬の海に沈む』より 本書が描き出すJA対馬での不祥事は、単なる一個人の過ちとして片付けることのできない、組織と制度の深い病理をあぶり出しています。その中でも特に、「成果主義」「ノルマ至上主義」がいかに人間性を蝕み、最終的には組織そのものを崩 …
2025-10-03 【お薦め本の紹介】『いただきます。人生が変わる「守衛室の師匠」の教え』 喜多川泰さんの『いただきます。人生が変わる「守衛室の師匠」の教え』を読み、私はこれまで見落としていた「当たり前」の中に潜む、本当の豊かさや生き方の本質に気づかされました。本書は、職業や年齢、経験に関わらず、誰にでも深く刺 …