加害者にならない防衛策

認知症の運転についての議論が進みません。 認知症患者さんについては、国会でも議論が進んでいるようですが 激増する認知症患者さんの実体にはおいついていません。 早期認知症の運転などは、検討さえされていません。 現行の道交法 …

郵政グループ新規上場・・NTT株を思い出そう

バブル真っ只中に上場したNTT株は日本経済に強烈なインパクトをもたらしました。民営化企業の初上場ということもあり、1986年11月17~26日の申し込み期間中には、165万株の売り出しに対して1058万件の申し込みがあっ …

三公社民営化の恩恵

NTTの前身は、日本電信電話公社でした。日本国有鉄道と日本専売公社と合わせて、三公社と呼ばれていました。この三公社が中曽根内閣時に民営化されました。当時は学生でしたから、三公社民営化の言葉は知っていましたが、将来にどのよ …

国鉄分割民営化に感謝

 私は、毎日トレッドミルで30分ウォーキングしながら日経新聞を読むことが日課です。日経新聞の中でも、平成27年10月を担当されたJR東海名誉会長葛西敬之さんの話は抜群に興味深かったです。幼いころ、家族旅行に出かけて国鉄職 …

ケアプラン作成に自己負担?

先日以下のような記事がありました。 “ 厚生労働省は高齢者らの介護サービス計画を作る在宅介護支援(ケアマネジメント)で一部自己負担を求める検討を始める。今は全額介護保険でまかなっている。介護給付費の膨張を抑えるため、1割 …

資本主義を”生き切る”ためには?

今の時代、結婚の有無、子供の有無、どれも個々の問題です。他人がとやかく言うものではありません。しかし、毎月約1000名の認知症患者さんを診ている者からすると、家族は大事です。何しろ認知症患者さんは、一人で受診することはで …

マイナンバー制度で公平な負担を!

“社会保障維持のための能力に応じた負担”を進めるためには、所得だけでなく資産も把握する必要があります。従来の所得にばかり偏った負担では、何億という資産があっても年金額が少なければ優遇措置を受けることができます。現実に、“ …

所得だけでなく資産も把握?

平成27年8月から介護保険制度の利用者負担の仕組みが変わりました。負担能力があるかどうかを詳細に調べ、「能力あり」と判断された人の負担を増やす方針です。その一つが先回紹介した“65歳以上の所得上位20%が、介護保険の利用 …

2階に上げて、はしごを外す

平成27年4月の介護報酬の改訂は厳しいものでした。特に、小規模なデイサービスや、グループホーム、特別養護老人ホームの減算は驚くほどでした。これらのサービスは比較的収益性が高かったため、多くの事業者が参入していました。まさ …

介護職の給与はなぜ低い?

皆さん、漠然と『介護職員の給与は低い!』と思っているのではないでしょうか?中には、『会社が暴利をむさぼって、職員に還元していないのでは?』と思われている人もいるようです。これは全くの誤りで、介護事業特有の厳しい現実がある …

長谷川嘉哉監修シリーズ