狂暴化する老人達・・認知症の症状は物忘れだけではありません。

先日、東京で86歳の男性が日本刀を振り回して、近所の60歳代の女性を殺害してうえ立てこもる事件がありました。

殺害された女性との間にどのようなトラブルがあったかは分かりませんが、男性が取った行動自体は異常です。

一般的に、認知症は物忘れが中心の病気と思われがちですが、人によっては、易怒性、攻撃性、性格変化が初期症状として現れることがあります。

今回事件を起こした男性も、妄想等の症状も認められていたようで、個人的にはアルツハイマー型認知症を疑います。

一方、殺害された60代の女性の奇行についても触れられていました。

高齢である男性を突き倒し、馬乗りになって暴力をふるったなど常識では考えられない行動をとっていったようです。

この年代と、行動内容から考えると、もしかするとピック病であった可能性もあります。

ピック病とは、認知機能障害より人格障害を主徴としており、非社会的行動をとることが特徴です。

実は、“近所の困ったおじさん・おばさん”がこの疾患であることは多いようです。


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またこのような疾患に至らなくても、加齢変化として感情が不安定になるケースも見受けられます。

高齢者の方で、あまりに感情変化が激しい場合は早期に専門医の受診が望まれます。

但し、家族は思いのほか変化に気が付かないものです。

特に、実の子供さんたちは病気を認めたくない傾向が強いようです。

そのため、逆に身内・近所の方から指摘を受けた場合は、かなり進行しているケースが多いことを知ってください。

今後は、狂暴化した老人が増えると思います。

その際は、病気の可能性があることを踏まえた対応が重要と思われます。

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