先日、NHK大河ドラマ“花燃ゆ”が最終回を迎えました。
1年間休むことなく、全編楽しませていただきました。
今までとは、幕末の切り口が異なり、
とても楽しませてもらいました。
最初は主人公が吉田松陰の妹??
これは誰?
何をした人?
この主人公で1年間?
と思ったものでした。
しかし全くの杞憂でした。
幕末の、松下村塾から
維新後の、群馬の教育に至るまで
“学ぶことこそが、生きる力”
が一貫しているのです。
学ぶことの重要性が、
主人公である、文(ふみ)を通じて語られたのです。
全編で素敵な言葉が散りばめられていました。
・ 『なぜ学ぶのか?』この世の中のために、己がなすべきことを知るために学ぶのです。
・ 『人はなぜ学ぶのか?』 己のためじゃ 己を磨くために人は何を学ぶんじゃ
・ 志は誰も与えてくれません。君自身が見つけて それを掲げるしかない。君は何を志しますか?
・ フグを食いたい、ええ暮らしをしたい、それがもし きみの望みだとしても、 それはおそらく
——君はもっと大きな何かを成すための手段に過ぎん。えろうなりんさい
・ この世の中で一番恐れとるものが何かわかるか? 何事も成さんことじゃ。そして、成そうとせんことじゃ
・ 事を成すものは今後、名もなき者の中から出てくる。身分も位も関わりない、奮励努力したものが必ず志を成し
遂げる、じゃからともに励もう
・ 育つんを待ち、実らせるんがええですね。 それは野菜も人も同じです。人それぞれにあった育て方をしたいんです
・ 新しい場所で実が成り 次の種となる。また、ここからつながっていくんですね。
こんな素晴らしい作品が、
視聴率、大河ドラマ史上歴代ワーストタイとのこと。
もったいない話です。
視聴率に関わらず、良いものは良い
総集編や再放送をお勧めします。