我が家では平成20年2月から、毎月家族会議を開いています。
家族会議という言葉は、経営者仲間から教えていただいたのですが、その方は年に1回だけの開催だったようです。
そんなことは知らずに、我が家では毎月開催しています。
現在では今月で第38回を迎え、すっかり定着化しています。
会議には、私と妻と、19歳、15歳、10歳の娘たちが参加します。
数回に1回はレストランで開催し、自宅での開催でも必ずデザートが付きます。
女性達には、やはり会議に参加するための餌?が必要なようです。
しかしレストランで家族会議をしていると、給仕の方から不思議そうな眼で見られるものです。
会議は、まず1ヶ月間で私が学んだことを、家族に伝えています。
1か月に1回、子供達に話す機会があることは、親子間のコミュニケーションには良いものです。
その後、各部門?(3人娘の学校生活)の進捗状況をききます。
その後、家族5人のそれぞれの“うまくいっている事”を3つずつ報告してもらいます。
この手法は、大橋 禅太郎さんの『すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる!』を参考にしています。
通常、会議では各人から問題点を指摘してもらうことが多いものです。
しかし、それではどうしても雰囲気がネガティブになってしまいます。
そこであえて、うまくいっている事を発言してもらいます。
そうすると、不思議と雰囲気はポジティブになっていくものです。
具体的には、次女が『クラブに休みなく参加できている』と発言したとします。
そうすると、次女にとって日常の問題が、クラブに参加することであることが認識できます。
つまり、うまくいっている発言内容は、問題点の裏返しであるといえるのです。
会議の最後には、長谷川家の経済状態を、貯金額から借金額、そして収入の額まで隠すことなく報告して会議は終了します。
そんな餌?とポジティブな会議運営のためか毎月家族会議は順調に会を重ねています。
皆様にもお勧めです。