介護に取り組む素敵な男性たち

介護に取り組む素敵な男性たち

介護というと、女性が担うものという風潮がありましたが、現場では少しずつ変わってきているようです。

先日も、素敵な在宅患者さんの介護者さんがいらっしゃいました。要介護者さんは、ベッド上での生活が主体の90歳代の患者さん。介護するのは長男夫婦さんです。訪問診療を行っているのですが、そろそろ在宅介護も限界かと思っていました。しかし60歳で仕事もしている長男さんが積極的に介護に参加してみえます。とくに男性が手を出さないことが多いおむつ交換も、朝、夕方、夜間と積極的に行ってくれて、お嫁さんもとても助かっているとのことでした。

最近では、定年退職を迎えた男性が、積極的に介護に参加されています。これからの時代は、「老後は悠々自適」でなく「老後は親の介護」の時代になってきているようです。また介護の現場では、20歳代の若い男性も介護スタッフとしておむつ交換をはじめとする介護を担ってくれています。これからの超高齢化時代には、男性も介護に参加しなければ世の中は成り立たないのです。

一方で、口を出しても手を出さない息子さんたちが存在することも困ったものです。自分の親の介護はすべて嫁さん任せ、お嫁さんが介護の限界を迎えても手助けをしない。そのうえ、「自分の親を施設に入れたくない」と主張だけはする。

これからの時代は、そんな時代遅れの子供を少しでも減らすように、率先して男女を問わずに介護に参加していく必要があるようです。


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