医師は、医療だけでなく
診断書でも患者さんを救えます。
しかし残念ながら医師は、
学生時代、
医師になってからも
一度も診断書の目的・書き方を学ぶことはありません。
自分は、
“50歳で発症した若年性アルツハイマーの患者さん”を
経験しました。
就労不能になり、
住宅ローンを滞納。
自宅が競売に出され
自己破産のすえ生活保護。
その時、自分は、家族が持ってきた
書類を書くことしかできませんでした。
医師として社会資本を提案できなかったことを
後悔したものです。
そんな経験から、
ファイナンシャルプランナー資格を取得
最近では、
1万人以上の保険営業マンに講演ができるまでになりました。
自分の外来では
脳血管障害の患者さんがいらっしゃれば、
発症後6か月で身体障害者の書類を作成し、
重度医療受給者証によって、医療費を無料にします。
傷病手当書類は、お預かりすることなく
その場で記載してお渡しします。
傷病手当は、患者さんの日々の生活の糧です。
1日でも早くお渡しすると喜ばれるのです。
発症1年半(時には半年)が経てば、
障害年金の書類を作成します。
障害年金は、認定されれば一生貰えるものです。
しかし、一発勝負の要素もあるため、
相当慎重に作成します。
発症を機に、退職する場合は
失業手当の延長措置も加味して
診断書を作成します
残念ながら高度障害に該当する場合は、
生命保険の支払い申請から、
住宅ローンの免除までアドバイスします。
正直、勤務医のころはこんな知識は皆無でした・・
でもこんな知識が
本当に本当に本当に・・
患者さんには喜んでいただけるんです。
改めて言います。
“医師は、診断書でも患者さんを救うことが出来るんです!”