平成23年4月16日(土)13時からに、東京の五反田の学研本社で、“実践!認知症高齢者を支えるケア”の講演をさせていただきました。
地震が心配でしたが、なんと11時19分に緊急地震速報が鳴り、東京で震度4程度の地震が発生です。
その時は、ちょうど学研本社前を歩いていたので、自分はまったく気が付きませんでした。
しかし本社内では結構揺れて、エレベータは緊急停止となりました。
そのため、JRも地下鉄も一時的に運行が休止となりました。
そのため数人の方が遅れて見えましたが、無事に5分遅れで開始することができました。
当日は、132名の看護婦さんが参加いただきました。
いつもの通りに講演を始めたのですが、参加者の方の視線が痛いほど真剣でした。
もちろん眠っている人など見当たりません。
本当に真剣に聞いていただき、そして熱心にメモを取っておられました。
講演内容は、もちろん中心はケアですが、“最低限の医学的知識”、そして“医療・看護職が苦手な社会資本”と3本を組み合わせてお話させていただきました。
私の日々の認知症外来でも、患者さんやご家族が求めているのは医学的知識だけでなく介護的対応、社会資本の提供なのです。
現在、医療・介護・社会資本をバランス良く話せる人間は、自分しかいないという自信も(少し?)あります。
正直、最初は参加者さんの勢いに、負けそうでしたが、3時間無事に終えることができました。
何らかの情報を提供できていれば嬉しく思います。
尚、当日は、学研の担当者はじめ、エーザイ製薬の担当者、DVD&写真撮影をお願いしたデザインルーム・ブレストの皆様に感謝します。