平成23年4月19日(火)、名古屋駅のレセプションハウス名古屋逓信会館で、社会保険労務士会の年次総会に先立って講演をさせて頂きました。
演題名は『専門医が教えるちょっと得するお金の話・・あなたがもしも脳梗塞で助かったら』です。
この演題は、私の得意中の得意ですが、社会保険の専門家である社会保険労務士さんの前での講演はさすがに緊張しました。
しかし、私の視点は専門医の目からであり、専門家の方にも役立つ知識であると信じて講演させて頂きました。
特に
①一発勝負である障害年金の申請
②もらい忘れの多い特別障害者手当
③死ななくてももらえる生命保険 などは、社会保険労務士さんにも好評でした。
終了後、多くの方々から声をかけて頂きました。
そして
①交通事故後の、後遺障害等級における、医師の診断書の問題
②障害年金申請の際の、医師の診断書の問題
で苦労した話をお聞きしました。
いずれのケースも労務士さんは、報酬に関係なく直接医師と交渉して、良い結果を得たようでした。
多くの医師は、社会資本については無知であります。
謙虚に、専門家である労務士さんの意見にも耳を傾けるべきです。
医師の無知・不勉強によって患者さんが不利益を被る事だけは避けなければいけません。
今後も、専門医としての知識と、労務士さんの知識を結びつけるような定期的な勉強会が開ければ良いと感じました。