多治見西高校 未来創造講話 “夢は叶わない!?”

平成25年10月17日、中高生を前に講演をさせていただきました。場所は、岐阜県多治見市の多治見西高校の未来創造講話に呼ばれました。“頑張れば夢は叶います”なんてちんけな事は言いたくなかったので、“夢は叶わない!?”という演題でお話をしました。今回のテーマは、実は夢は叶わないと言いながら、夢を叶えるためにはいくつかの理屈、つまり小さな行動・考え方が大事であるというお話です。講演後のアンケート結果から、上位のものを紹介します。

① 夢を叶えるための最低限の基礎学力が必要という話。人の話を聞く時にはメモをとりましょう、そして後で復習とは言いませんが、少し振り返りましょう。特に良いのは、人に伝えることです。伝えることで、復習になり、長期記憶化するお話をしました。中一の子達も、必死にメモを取っている姿が印象的でした。

② 人は思いのほか、外見で判断しているという話。生徒が先生の授業を評価するときや、異性を判断するときの話を使ったためか、とても納得いただけたようです。授業のつまらない先生などは、見た目が不潔感ただより、言葉がはっきりしないことが多いものです。生徒さんも、うなづいてくれていました。

③ 資格・知識が武器になるお話し。ここでは、資格試験に通る方法を伝授しました。試験に合格するには、問題集から勉強することが常識、数学は暗記科目など、自分にとっては当たり前のことが、新鮮であったようです。

④ 早起きは重要であるお話。実は、こんな当たり前のことですが、アンケート結果では第2位でした。ただ早起きは大事と話してもアンケート2位にはなりません。できる経営者は全員早起きであること。朝に仕事をすることの効率、朝も起きられないような奴は何をやってもだめなこと。たかが早起きでなく、“早起きは、夢をかなえるための必須条件であること”が共感を呼んだようです。


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⑤ そして、栄えある第一位は、“タバコを吸うような人間にはなるな!”これも単に体に悪いからではありません。 “タバコを吸うような奴は、社会的責任感が欠如していること”“世の中は、タバコを吸う人を中心に動いていること”“タバコを吸う人の平均年収も低いこと”などが共感を呼んだようです。この話の前に、生徒がいっせいにある先生に視線を向けました。しかし、そんなことでめげる私ではありません。『タバコを吸うような奴は、人間のくずだ!!』ととどめを刺して、大喝采です。

講演後には、5人の生徒さんが恥ずかしそうに質問してくれました。最初は、”サクラ?“とも思いましたが、いずれも前もって用意したわけでない”とても素朴で素敵な質問でした。80分にわたる長時間でしたが、皆さん痛いほどの視線を向けながら聞いてくれました。素晴らしい機会を与えていただいた多治見西高校の関係者さんおよび先生方には感謝です。

 

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