平成27年6月27日は、小倉での講演でした。せっかくの機会ですので、新山口で宿を取り、翌日車で1時間かけて萩、いわゆる長州を訪ねてきました。大河ドラマ“花燃ゆ”を観て、訪れたいと思っていたからです。萩の町は、町中が大河ドラマ一色となっていました。萩の町はこじんまりとしており、松下村塾、松陰神社、吉田松陰幽囚ノ旧宅 伊藤博文旧宅、玉木文之進旧宅、東光寺、大河ドラマ館、野山獄跡、萩博物館等を巡りました。その後、平成27年7月に世界遺産登録ですから、ゆったりと見学できる貴重な日であったのかもしれません。
萩は、日本海に面しているため、海産物にも恵まており、昼食もたっぷり楽しみました。もちろん、茶道の世界で『一楽・二萩・三唐津』と言われてきたように、萩焼も有名です。ちょっと高価な湯呑と茶碗を購入して帰路に立ちました。
実は、以前にも大河ドラマ“篤姫”の影響で鹿児島県に行きました。薩摩も長州でも同じだったのですが、幕末の志士たちは、みな近所に住んでいたようです。そして、藩が率先して教育熱心であったようです。そんな狭い地域から、薩長連合、倒幕と歴史が動いたのですから教育は大事です。
若い人はディズニーランド・ユニバーサルスタジオが好きですが、ときには国内旅行も良いのではないでしょうか?歴史上、幕末の志士たちの一人でもかければ、日本は植民地化?。そうすれば、その後の日本の歴史も異なったものになったかもしれません。是非多くの方に薩摩や長州どを訪ねてもらいたいものです。