講演中に血糖が上昇?・・血糖値スパイクドクターの提言10

講演中に血糖が上昇?・・血糖値スパイクドクターの提言10

血糖値スパイク(=食後高血糖)をもつ総合内科専門医として、令和2年4月からリアルタイム血糖値測定器「フリースタイルリブレ」を継続して装着しています。

リブレを使うと、今までは測定できなかった状況での血糖測定も可能です。そんな一つの場面が、講演中の血糖測定です。従来の血糖測定では、講演中に測定することは不可能です。しかし、「フリースタイルリブレ」であれば、講演をしながらでも血糖が測定できてしまいます。

測定の結果は、講演中の血糖はいずれも高くなっていました。血糖が最も低くなっていると予想される時間にも関わらず、血糖が上がっていたのです。この理由については、ストレスが考えられます。講演中は、どうしても興奮状態になり、交感神経が優位になっています。そうなると、カテコールアミンが分泌されインスリンの分泌や感受性が低下して血糖があがってしまうのです。

今回の結果でわかることは、講演のような一時的なものなら良いのですが、日常生活で常にストレスによる興奮状態であることは、血糖値を高くしてしまうのです。つまり、ストレスは糖尿病の危険因子にもなってしまうのです。やはり、血糖のためにも、穏やかでストレスの少ない生活を過ごすことが大事なようです。

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