阪急電車と小林一三

先日、有川浩さんの『阪急電車』を読みました。とても面白く、思わず映画まで見てしまいました。

本も映画もどちらも裏切ることなく面白かったです。

実は、この本の題材になっている阪急電車には思い入れがあります。

小学生の頃、父親に阪急電車を作った“小林一三”の本を薦められたのです。

父親が本を薦めてくれることは珍しく、読み終えたときはその内容に感動したものでした。
小林 一三(こばやし いちぞう、1873年(明治6年)1月3日 – 1957年(昭和32年)1月25日)は、阪急電鉄をはじめとする阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者です。

今は普通ですが、鉄道を起点とした都市開発、流通事業を一体的に進め相乗効果を上げる私鉄経営モデルの原型を独自に作り上げた方です。

「乗客は電車が創造する」との言葉を遺しており、沿線の地域開発により人口が増加し、その住民の需要を満たすことに商機を見出していたようです。


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彼が起こした事業は多岐に及び、これは私鉄経営モデルの祖として後に他が倣うところとなっています。
私が何より小林一三に関心をもったのは、実業家でありながら実業界屈指の美術蒐集家、また茶人としても知られていたことです。

さらに当時人気を得ていた三越の少年音楽隊を模して宝塚唱歌隊、後の宝塚歌劇団を創り上げたことです。

明治の方でありながら、ハードだけでなくソフト面にも視点が向かっていた点は、尊敬に値します。

我々経営者も、利益の追求だけでなく文化面にも目を向ける余裕を持ちたいものです。
こんな小林一三のイメージが頭の片隅に残っているため、いまでも医療・介護事業をやりながら、どこかハードとソフトの融合を求めているのかもしれません。

経営者としての根底に影響を与える本を勧めてくれた父親には感謝です。

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