感動です。ザ・テノール 真実の物語

2014-12-01

平成26年11月8日、『ザ・テノール 真実の物語』を見てきました。

あらすじは、“アジアのテノール歌手の中で高い評価を受けていた韓国出身のべー・チェチョルは、ヨーロッパの歌劇場で歌声を響かせていた。そんな折、彼は甲状腺ガンを患い手術をしたものの、声帯と横隔膜の神経を切断したため素晴らしい歌唱力が喪失してしまう。深い絶望におそわれるチェチョルだったが、彼の声に魅了された日本人プロデューサー、沢田幸司が救いの手を差し伸べ、歌声を取り戻すため甲状軟骨形成手術を受けることになる。”です。

私は、殆どオペラの知識はないのですが、全編を流れるテノールがとても心地よいのです、思わず、CDを購入してしまったほどです。

さらに劇中の手術場面が圧巻です。声帯再生の難手術を執刀したのは、京都大学医学部名誉教授の一色信彦先生です。手術中、のどをメスで切開していますが、全身麻酔ではありません。口にはマイクが近づけられ、「はい、歌ってください」。一色教授はメスを入れた状態で指示するのです。歌声が手術室に響きます。歌声がうまく出る状態を見計らいながら軟骨を削り、形成していく複雑な手術。さながらピアノの調律師のようです。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


結果、べー・チェチョルは、完全ではないのですが復活することになります。映画の中でも、横隔膜への神経が切断されていたため、右の肺が縮小した胸部XPが映っていました。これでは、肺活量が維持できないので、歌うことは困難です。しかし、2008年横隔膜が動き出すという奇跡が起きたのです。これは、医学的にも驚きです。その後、厳しいリハビリを経て、教会などでの演奏活動を再開。3年後には奇跡とも云えるステージ復帰も遂げたのです。

これらが、すべて実話である点が驚きです。映画、音楽、本、すべてお勧めです。

    
↑クリックして頂くと、予告編がご覧頂けます。

長谷川嘉哉監修シリーズ