平成24年2月18日土曜日に、愛知県の大口町尾北医師会で“認知症専門医が教える、ちょっと得するお金の話”というテーマで講演をさせて頂きました。
この講演内容は、私の最も得意とする内容で、この講演が出来る医師は全国でも自分だけであると自負しています。
いつもながら、『今日の講演で、何も得ることがなかったと言う方は、私の講演内容でなく、
皆さんの勉強不足が原因です。必ず、患者さん・利用者さんのためになる知識があります』
という言葉からスタートしました。
参加者は、90名程度で、とても熱心に聴いて頂きました。
さて、この日の講演は、愛知県江南市で開業されている池田隆先生が司会をして頂きました。
池田先生は、約17年前に県立多治見病院で一緒に仕事をしていた先輩医師です。
当時、今の自分の姿からは想像できないかもしれませんが、人間関係で病院を辞めようと真剣に思っていた
時期でした。
病院を辞める事は、医局から派遣されている身分から、医局をも辞める必要がありました。
そのため、当時保健所で働いている人間に、相談の電話をかけたほどでした。
そんな時に、池田先生には何度も食事に連れて行ってもらいました。
池田先生は、本当に楽しそうに食事をされ、お酒を飲まれます。
決して多くは語られませんでしたが、
『長谷川先生、美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲めば、苦しい事も何とかなるよ』と教えて頂きました。
お陰で、何とか県立多治見病院を勤め上げ、医局も辞めずに済んだのだと思います。
そんな恩義のある、池田先生による司会です。
一瞬、涙腺が緩みそうになりましたが、無事講演を終えることが出来ました。
もちろん、それから二人で名古屋に繰り出して、美味しい食事とお酒を頂きました。
2次会で御馳走いただいた、“竹鶴35年”は今までの自分のウイスキーの概念が吹き飛ぶような凄いものでした。
池田先生も今年で60歳です、年は離れていてもとっても大好きな先生です。
素晴らしい池田先生との出会いに、心より感謝です。