竹田城

2013-12-04

とてもミーハですが、高倉健主演の“あなたへ”を見て以来、どうしても竹田城に行ってみたくなりました。映画の中では、53歳で亡くなった最愛の妻との回想シーンで竹田城が出てきます。

竹田城は10年前までは“無名の山城”だったようですが、近年、雲海の写真や映像が各種メディアで紹介され、高倉健さん主演の映画の舞台にもなったことから人気が沸騰したようです。実際に、竹田城跡の来訪者は平成17年度=1万2千人▽18年度=2万人▽19年度=同▽20年度=2万3千人▽21年度=3万5千人▽22年度=5万2千人▽23年度=9万8602人▽24年度=23万7638人▽25年4~9月=22万1千人と飛躍的に伸びています。自分もその中の一人であることは確かなようです。来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のロケも行われ、さらにブームは加熱しそうです。

竹田城跡は、山城遺跡として全国でもまれな完存する遺構で、虎が臥せているように見えることから「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれています。秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に朝霧が発生することがあり、但馬地方の風物詩となっています。この雲海に包まれた姿や竹田城から見下ろす風景は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、「天空の城」・「日本のマチュピチュ」とも呼ばれるようになってきました。


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私も、平成25年11月23日の早朝6時にはすでに、竹田城に上って日の出を待っていました。徐々に朝霧が発生し、その景色はまさに荘厳な雰囲気です。寒さも眠気も吹き飛んでしまう素晴らしいものでした。地元の人によると、2週間ほどは雨ばかりで朝霧は全く見えていなかったそうです。“嵐を呼ぶ男”の異名を持つ自分にしては、とても恵まれた天気であったようです。素晴らしい天気に感謝です。

ちなみに、宿泊は竹田城下町 旧木村酒造場 ENでした。ここは、城下町にある400年の歴史を持つ旧木村酒造場をリノベーションした、宿・風呂・カフェ・レストランです。EN(えん)は「縁」「園」「宴」「演」「円」「煙」の意味しているようです。とても素晴らしい施設ですのでお勧めです。

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