初めての採血

4月に入って世の中には
フレッシュな新社会人が溢れています。
これは、病院も同じこと
世の中の各病院
フレッシュな1年目の研修医が働きはじめています。
驚かれるかもしれませんが、
医師は免許を取った時点で
基本的にどんなことでもできます。
しかし、ほとんどの処置は医師になって初めて
患者さんで経験するのです。
例えば、採血・・
これなど、学生時代に互いに採血しあった程度しか
経験はありません。
ということで、自分の研修医の最初の仕事は
大学病院の採血係でした。
各診察室での診察が終わって
指示を受けた患者さんが採血にやってきます。
最初に、自分の前に座った患者さん、
自分が新米と悟ったのでしょうか?
『私、採血で失敗されたことないの』
と言われます。
凄いプレッシャーです。
内心、”どうしてそんなこと言うの・・”と思いながら、
針を刺すと、うまく取れない、
『取れないの!』と厳しい言葉、
焦って、『すいません』と謝りながら
駆血帯をはめたまま、
針を抜いたため
周囲に血が飛び散りました!
大騒ぎになり、看護婦さんたちの助けを借りて
ひたすら謝りながら、血を拭いたものです。
当然、それらを見ていた採血待ちの患者さん。
自分の前には、誰も並びません・・
情けないやら、恥ずかしいやら
しかし、時間がたつと、すいている自分の前にも患者さんが並び始めます。
大学病院ともなれば、1日に100人以上の採血をします。
あっという間に、採血もこなせるようになりました。
お医者さんは、患者さんに迷惑をかけながら
技術を磨いていくのです。
4月からのフレッシュな医師達を
温かい目で見守ってあげてください。

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