私は西田塾の塾生であるため、周囲にはツキのある人が集まってきてくれます。最近、久々にツキのない人に出会いました。周囲への不満を口にして、失敗は他責。
その人のおかげで私は西田文郎先生の「面白いほど成功するツキの大原則 ―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます」を改めて読む気になりました。もう20年近く前の本になりますが、改めて学びの多いものでした。内容をご紹介します。
- 成功者になるために一番大切なものは何ですか? ・・「ツキと運です」
- ツキとは何か、「出会い」である。 運とは何か、ツキの持続である。 「実力」とは、ツキと運の積み重ね
- 自分はこんなに努力している」と思うのは、ツキのない人間。「頑張る」とは、自分の方法に固執すること
- ツキを変える基本は2つである。①自分自身を知ること ②成功者のマネをすること
- 成功者とは、確率など無視してかかる非常識な人間であり、誰が考えても「できるはずのない」ことを、「できる」と思ってしまう錯覚人間
- ツキのない人と一緒にいると、ツキや運がなくなる。
- 悪い予感は努力の必要がない。一方、よい予感が実現するには、何らかの努力が必要
- 「できる」と「したい」の間には信じられないほどの距離がある。「~したい」「~であってほしい」という希望の裏側には、「無理かもしれない」という予感が必ず潜んでいる。
- 先に感謝してしまった者が勝つ。感謝というのは、脳を「快」にし、ツキを呼び込む究極のワザである。
- ウソでもいい。感謝してしまうほうが勝ちなのだ。
- ツイている人間に、「こいつだ!」と思わせるのは「熱意」と「感動」である。
- 信じられないかもしれないが、世の中で成功しているのは、どんな分野でも「反省しない人」たちだ。つまり、懲りない人たちである。
- この4人の祖父母にもそれぞれ2人の親がいる。このようにたどって 20 代前まで数えると、104万8576人の先祖がいたことになる。それが 30 代前になるとだいたい平安時代の末期で、先祖の総計は、 10 億7374万1824人という膨大な数になる。
- 「頑張って勉強するような子は、絶対に育てないでください」 子育て中の親御さんを相手に講演するときは、必ずそういう。 「ワクワクしながら勉強する子にしてください」
- ツキには絶対に素直さが必要だ。他人の言葉に謙虚に耳を傾ける。自分を捨てて、人に従ってみる素直さが、正念場では必ず必要になる。しかし反発のエネルギーに支配された人間は、他人にも自分にも素直になれず、せっかくのチャンスを失う。
- アメリカン・ドリームの国に比べると、日本には変革型の人間が非常に少ない。アメリカで5パーセントなら、日本では1パーセントいるかいないかだろうと私は見ている。
- 願望が達成されて自我欲求が満たされると、「自分はなぜ成功できたのか」と考えるようになるのだ。 「自分が頑張ったからだ」「自分をホメてやりたい」という答えを見つける人は、そこで止まる。それ以上の成功は望めない。大きく成功する人間ほど、「自分1人の力ではない」と早いうちに気づく。「多くの人のおかげで成功できた」と考える。