2026-08-20 【お薦め本の紹介】『暗幕のゲルニカ』by 原田マハ 原田マハさんの『暗幕のゲルニカ』を読みました。私は絵画鑑賞が趣味なので、美術を題材にした小説にはもともと惹かれます。しかし本作は、単なる「名画をめぐる物語」ではありません。ピカソの代表作〈ゲルニカ〉を軸に、スペイン内戦、 …
2026-08-18 「ペットボトル症候群」を防ぐ水分補給 夏になると、「熱中症にならないように」とスポーツドリンクを持ち歩く方が増えます。汗をかいたらスポーツドリンク。暑い日はスポーツドリンク。そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。 確かにスポーツドリンクは、 …
2026-08-16 家で看取ると決めたご家族へ―私たちがお渡しする一冊 私は在宅医療を20年以上続け、これまで700人以上の患者さんをご自宅で看取らせていただきました。看取りを終えたご家族から、後日お手紙をいただくことがあります。その中で、最も多い言葉があります。「先生、不安でした。でも、最 …
2026-08-13 【お薦め本の紹介】人はもっと不格好でいい―直木賞受賞作『空中ブランコ』 『空中ブランコ』は、人間の弱さや滑稽さを描きながら、それを決して否定しない小説です。真面目な人ほど、自分の失敗や欠点を許せず、苦しくなります。しかし伊良部を見ていると、もっと不格好でも、もっと開けっ広げでもよいのではない …
2026-08-11 マスクを外せない子どもたち――「素顔を見られる不安」とどう向き合うか 新型コロナウイルスの流行が落ち着き、マスクの着用は個人の判断となりました。それでも学校や外出先で、今もマスクを外さない子どもは少なくありません。暑い日でも着け続け、家族が外すように言うと強く反発する。大人から見ると、「も …
2026-08-10 【参加無料】2027年1月31日「ボケ日和」認知症講演会を開催します!@岐阜県多治見市 2027年1月31日(日)、岐阜県多治見市にて、認知症専門医・長谷川嘉哉の特別講演会を開催します。 今回は、書籍『ボケ日和』の漫画を手がけた芸人・漫画家の矢部太郎さんをスペシャルゲストに迎えた特別イベントです。 認知症に …
2026-08-09 介護施設でポルトガル語が響く時代〜 10年後、私たちは誰に介護されるのか 介護施設の現場で、外国人職員を見ない日はなくなりました。長谷川も15施設の協力医をしていますが、今や「外国人職員がいない施設」はほとんどありません。むしろ、どの施設でも重要な戦力となっています。先日訪問した施設では、ある …
2026-08-06 【お薦め本の紹介】・・凪良ゆう『多類婚姻譚』 凪良ゆうさんの『多類婚姻譚』を読みました。本作は、結婚をテーマにした連作短編集です。同性の恋人、結婚を望む独身女性、離婚を経験した人、家事や育児の分担に悩む男女など、さまざまな立場から「誰かと一緒に生きること」が描かれて …
2026-08-05 施設に入れたから認知症が進んだ――その罪悪感は必要ありません 認知症外来をしていると、ご家族からよく聞かれる質問があります。「先生、施設に入れたら認知症は進みますか?」この質問をされるご家族の表情は、とても複雑です。 本当はもう限界に近い。仕事もある。夜も眠れない。介護疲れもたまっ …
2026-08-02 アルツハイマー病の『種』を発見―認知症は蓄積する前に止められるのか アルツハイマー病では、「アミロイドβ」というたんぱく質が脳内に蓄積することが知られています。しかし、ここで一つの疑問があります。なぜ、最初はわずかだったアミロイドβが、長い年月をかけて脳の広い範囲に蓄積していくのでしょう …