美術館を作った経営者達 

名古屋市美術館で開催されている、ポーラ美術館コレクション展のポーラ美術館は、神奈川県箱根仙石原に開館しています。

美術関係者から高く評価されているポーラ美術館のコレクションは、化粧品の製造販売を行うポーラ・オルビスグループのオーナーであった鈴木常司(1930-2000)が40年の歳月をかけ収集したものだそうです。

作家や作品について研究しながら収集したといわれるコレクションは、西洋の近代絵画においてとりわけ評価が高く、美術史の流れが分かるようになっています。

このように、過去の経営者達は、美術の収集をされた方が、多く見えます。

倉敷の大原美術館、三菱一号館美術館、国立西洋美術館、ブリヂストン美術館、五島美術館、出光美術館、三井記念美術館、根津美術館、サントリー美術館と数え上げてもキリがありません。

お金儲けだけでなく、文化にも役立とうという風潮があったようです。

明治初期には、国の混乱の中、外国に買い叩かれそうな美術品を、私財を投げうって守った経営者もいたようです。

経営や会計上では、美術品の購入など、勧められるものではありませんが、“文化を担う”という気概を持つ経営者がいても良い気がします。

過去の経営者も、決して順風満帆ではなかったはずです。

世界恐慌の中、経営が苦しい中でも美術品を収集していた経営者もいたようです。 

私も、経営者として少しでも文化に関わり続けたいと思っています。

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