そうだ、年を取ったら都会に暮らそう!

2013-05-15

平成25年5月8日(木)は、午後からの講演のため東京に居ました。そのため、最近のお決まりの『講演前、美術館巡り』として、渋谷区広尾の山種美術館に行ってきました。比較的、こじんまりとした美術館ですが、所蔵品や企画が自分の感性に合うようで、お気に入りです。今回の企画は、『百花繚乱-花言葉・花図鑑』でした。とくに、荒木十畝による大画面の4幅対《四季花鳥》や速水御舟《名樹散椿》は圧巻でした。このように、東京には素敵な美術館がいくつもあることが、地方に住むものからするととても羨ましいものです。

この点からも、『年を取ったら田舎暮らしを』という考えには、自分は賛成できません。年を取って時間があるからこそ都会に住む選択もあると思います。ちなみに、曽野綾子さん夫妻はご主人が都会暮らしを好み、奥さんは田舎暮らしを好むため、1週間のなかで田舎と都会を分けて暮らしているようです。

私の患者さんにも、川釣りの趣味が高じて、定年後に山に転居したものの、病気になり病院にかかるの不自由さを嘆いていた人も見えます。別の患者さんでは、海外に移住したものの脳梗塞で英語も十分しゃべることができなくなり、再び日本に戻ってきた方も見えます。


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やはり年を取ってからこそ、車が無くても買い物や美術館巡りなどができる場所に住むことが理想ではないでしょうか?もちろん、病気になった時の病院の選択肢が多い点もメリットの一つになりますから・・

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