私が、西村計雄さんの次に、扁桃核を刺激された画家が居ます。
篠田桃紅さんです。
篠田桃紅さんのプロフィールは以下のようです。
1913年旧満州・大連に生まれる。
幼少から家庭で書の手ほどきを受け、戦後、本格的に創作活動を再開し、既成の書の形にとらわれない墨による新たな形を描き出し、独自の抽象芸術へと移行。
1956年単身ニューヨークに渡り、創作活動に励む。
全米をはじめとしてヨーロッパ各地で個展を開催。
国際的に高い評価を受ける。
帰国後も、レリーフや壁画などの建築物に関わる大作を手掛ける一方、版画や題字、随筆など多岐に渡って活動。
『Newsweek』10/26号の特集「世界が尊敬する日本人100」に選出された。
岐阜市出身の父、関市出身の祖母の下育ち、幼少期より美濃和紙に愛着を持つなど関市および岐阜との関わりが深いことから、関市の文化整備事業の一環として市内企業の鍋屋バイテック会社より篠田桃紅の所蔵品を借り展示している。
なお、映画監督の篠田正浩は従弟にあたる。
不思議と、西村計雄さんといい、国内より海外での評価が高いようです。
最初の出会いは、近所の画廊から届いた、展覧会の招待ハガキでした。
何か引かれる思いで、画廊に向かい、即決で購入したものが以下の絵です。
我が家の床の間を飾っています。
最初に、床の間に飾ったときの感動は、忘れられません、見事に、床の間に馴染んでしまったようです。
予断ですが、購入後、画廊より、後で来た方がどうしても、この絵を譲って欲しいという連絡がありました。
まさに、ロバートBチャルディーニの「影響力の武器」に書かれた、6つの基本的カテゴリーの“希少性”により、当方の満足感があがりました。
画廊の戦略とは考えたくないですが、とにかく大満足の作品です。