先回紹介した、中田社長の“命よりお金が大事”程ではありませんが、私も利益を出すことには厳しい方です。
お蔭で、いつも顧問会計士の先生からは“欲得経営者?”と褒めて?いただいています。
医療・介護の世界で利益を求めることは、一見そぐわないと思われるかも知れませんが、単に利益を追求しても患者さんから信頼を得ることはできません。
それほど甘いのもではないのです。
それよりも、とことん患者さんのためになることを追求することで、最終的には利益を得ることができるのです。
開業以来、13年を終える年になりましたが、幸いスタッフも200名近くになり、グループ全体で増収増益を続けています。
そのため、開業時よりは個人として、中田社長ほどではありませんが豊かになりました。
豊かになって、それ以前に比べて変わったことがあるので紹介します。
①宝くじを買わなくなった・・買わなくても、稼げるようになると“確率のこれほど低いもの”にお金を使う気がしません。
投資に対しては1000万でも惜しくはありませんが、宝くじは浪費です。
浪費は、100円でも惜しくなるものです。
②高級車に関心が無くなる・・開業前は、高級車が欲しくしょうがありませんでした。
しかし、いつでも買えるようになると全く関心が無くなります。
8年目で17万km走行した国産車に乗っている方が、世間には評価されます。
そちらの快感の方が心地よくなりました。
③社会やスタッフへの貢献を心から望むようになりました・・この話は、稼げない人には理解できないようです。
時には、“偽善”とさえ言われます。
しかし、ある一定以上稼げば、個人では使いきれません。
そうなれば、スタッフや社会への還元を心から望むようになります。
ちなみに西田先生はその領域を“積極的無欲”と表現されていました。
その時に、社会的成功と人間的成功を両立することになるのです。