学研の本社訪問のもう一つの目的は、平成23年5月に、学研新書から出版される本の打ち合わせでもありました。
昨年6月に初めて、“患者と家族を支える認知所の本”を学研メディカルより出版させていただきました。
“出版により世界が変わる”と、多くの経験者から聞いていましたが、まさにその通りでした。
出版後は、医療・介護にとどまらない多くの分野から講演依頼を頂けるようになりました。
エリアも東海3県から、宮崎県、東京などでも依頼を頂きました。
また、出版とは、著者が原稿を書くだけでなく、編集者をはじめとする出版に関わる多くの方々のお蔭で出来上がることを学びました。
題名や、装丁、イラストなど自分の拙劣な文章を補っていただき、幸い増刷までさせていただきました。
今回の本は、新書ですので値段・サイズもお手頃です。
題名は“介護にいくらかかるのか?-いざという時、知っておきたい介護保険の知恵”です。
私が、日々外来をしながら、相談を受けた際のエッセンスをまとめてみました。
前半、実例を挙げ介護保険を中心に、読み手にイメージが持てるようにしてみました。
後半は、私の講演で大人気の“専門医が教えるチョット得するお金の話”での内容を網羅しました。
新書ですが、内容はたっぷりと詰まっています。
これも、多くの方々のお蔭で、出版に至りました。改めて、皆様方に感謝です。