皆から敬愛されているような指導者は1段劣る?

2015-04-10

私は毎日、認知症外来や訪問診療でゆったりとした会話の中で生活しています。今回のDaigoさんのように、スピード感のある会話はとても刺激でした。それほど年を取った自覚はないのですが、Daigoさんの頭の回転の速さには羨ましさを感じました。やはりこれが20歳以上の年の差なのでしょうか・・

そんなことを考えながら、彼がどこに向かうのか想像していました。独立して起業したものには、3つの役割が課せされます。職人&マネジメント&経営者の3つです。創業者の多くはADHD(注意力多動障害)的な気質を持っていますので、職人としての立場か経営者の立場を突き進むことになります。職人の立場を突き進むと、組織化されませんのでいつまでも現場から離れられません。所詮は一人ですので、自身が体調でも崩せばそれですべてが終わってしまいます。

ですからDaigoさんには経営者として組織を作ってもらいたいと思って眺めていました。ちなみに老子はこんなことを言っています。『太上は下これあるを知る。その次は親しみてこれを誉む。その次はこれを畏る。その下はこれを侮る』。この意味は、『最も理想的な指導者は、部下から存在すら意識されない。部下から敬愛される指導者はそれよりも1段劣る。これよりさらに劣るのは、部下から恐れられる指導者。最低なのは下からバカにされる指導者だ。』 ということです。優秀さがにじみ出て、皆から敬愛されているようでは1段劣るのです。やはりDaigoさんのように才能豊かな人には、働く人も幸せになる“自律的に成長する組織”を作ってもらいたいものです。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


ちなみにセミナージプシーと呼ばれるような、勉強好きな人が結構見えます。彼らは、いつかは独立したいと思っても行動はできません。独立できるのはADHD気質を持った変わった人です。独立に躊躇している人は正常だと言えるのです。そんな正常な人たちは独立を目指すのではなく、創業者が苦手なマネジメントをフォローするという立場を目指すのも一つです。

 

長谷川嘉哉監修シリーズ