平成23年3月9日に当グループの顧問会計事務所であるSMCグループ主催の“事業の本質セミナー”に参加しました。
いくつかのツールを使いながら、進めていく方法はとても考え抜かれたものでした。
具体的には、
①事業の本質が何なのか?
②自社の基本機能は?
といった命題を、カードを使うことで可視化しながら進めていきます。
4社が1グループになっているため、異業種からの意見も頂け、大変参考になりました。
結果として、当グループの事業の本質は、“専門的知識の監修・提供”であると結論付けられました。
当グループは、訪問診療・訪問看護を中心として、脳リハビリやパワリハビリをデイサービスで提供しています。
しかしその根底にあるものは、医療・看護・介護における専門的知識の提供であるということです。
そう考えると、当グループは医療介護事業を自社で提供するだけが、すべてで無い事がわかります。
例えば、介護事業を始めたい医療法人や、他の介護事業所に当グループの専門的知識を提供することも事業の本質なのです。
その他、市町村の地域支援事業の委託、大学や専門学校での授業も事業の本質に含まれるのです。
今後のグループの方向性を考える上で極めて意味のあるセミナーでありました。