名古屋の優れた制度:高齢者パス

2016-11-09

やみくもに、80歳以上の方の免許を取り上げては
生活が成り立ちません。
高齢者の足の確保のための社会整備が重要です。
私の住む、名古屋市では
65歳以上の市民に対して発売する敬老パスという
定期乗車券制度があります。
高齢者の社会参加を支援し、
高齢者の福祉の増進を図るという目的で、
名古屋市営交通(市バス・地下鉄)の全線が利用できます。
(その他、公共施設の割引もあります)
かつては、無償で交付していましたが、
名古屋市の財政悪化に伴い2005年度より有料化されました。
負担金は本人の介護保険料の段階によって決定され、
最高額でも、年間で5000円ですから、
頻回に外出する高齢者にとってはお得です。
バスに乗って地下鉄に乗って街に出れば、
往復ですぐに1000円になりますから、
あっという間に元は取れてしまいます。
私の両親など、ちょっとしたことでも、
バスと地下鉄を乗り継いで外出していますから、
かなり効果があるようです。

名古屋市以外でも、運転免許証を返還した人は、
タクシー代を割引してくれる「運転免許返還割引」なる
制度を導入している地区もあるそうです。
以前、某自動車本社で
講演をした際に
「80歳以上、一律免許返還!」とお話ししたところ、
「車が売れなくなるから駄目です」と言われました。
私には、世界のトヨタと戦う力はありませんが、
車を販売するトヨタ自動車にこそ
免許返還後の、社会整備に力を入れてほしいものです。


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