トヨトミの野望by梶山三郎 

名古屋は、トヨタ自動車のお陰で潤っている街です。
身内や、友達や、患者さんにもトヨタ自動車関係の方がたくさんいらっしゃいます。
そんなトヨタ自動車を題材にした
梶山三郎さんの「トヨトミの野望」は、
名古屋人としては必読です。

内容から一部ご紹介。
1) 数字は嘘をつかない。物事の裏が鮮明に見える。
2) 叩きあげの役員と二世の役員は、親から引き継いだ資産の桁が違うのである。他に類を見ない恐るべき格差は、貴族と平民に例えられる。
3) トヨトミの敵はトヨトミです。お公家集団のぬるま湯は許さない。
4) 正当な利益を得られなくてもビジネスとは言えない。
5) 絵画売買で金をせっせと蓄え、賄賂として派手にばらまいた。
6) 自動車産業は怖い。莫大な投資とランニングコストが発生する工場設備、長期にわたる新商品への研究開発費用、世界を網羅した流通網と販売網、そして三万点の部品を供給する数々のサプライヤー。図体がでかいだけに舵取りを間違えれば修正は難しい。
7) 車は麻薬だ。一度、手にしたら手放せなくなる。悪魔のような利便性につかり、抜け出せなくなる。
8) トヨトミ教ではなく、資本社会のルールの下、社員が一致団結しなければいけない。
9) トヨトミは右から左に流して利益を得たことも、株で儲けたこともありません。自動車を製造し、世界中で販売して稼いで参りました。
10) 終身雇用制こそが日本国の経済成長を支え、国民を豊かに、幸せにしてきました。
11)寝ても覚めても経営のことを考える。それが経営者の本来の姿です。
12) トヨトミの圧倒的な広告の疲れで使用メディアを押さえ込むことができる。

一気読みでした。
もちろん名古屋人以外の方にもお勧めです。


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