先回の、高齢者向け住宅(見守りつき高齢者住宅、住み替え支援)に比べると、2本目の柱である24時間地域巡回・随時訪問サービスは在宅サービスの一つです。
10年後資産や収入がある方は、激戦の中生き残った、高額な高齢者向け住宅に入居することになると思います。
しかし、年金等にも限りがある人たちは、自宅での生活を維持せざるを得ません。
そのためには、従来のデイサービスやショートステイの充実が第一だと思います。
デイサービスも最近では、従来のレクリエーション主体から、リハビリ型、重度認知症型、さらに療養型とサービスが充実しています。
さらに、8-10時間対応や日・祝日も対応するデイサービスも充実しています。
さらに次回の介護保険の改革では、お泊り型デイサービスも実現される方法です。
このような従来のサービスの充実に、“24時間地域巡回・随時訪問サービス”が加われば、従来在宅では不可能だと思われていた人達も自宅で看ることができるかもしれません。
実際、当グループでも訪問診療・訪問看護およびヘルパーさんと協力で一人暮らしの方の在宅見取りを実現した経験があります。
ただし、誰が24時間巡回・訪問をしてくれるのか?やはり、人材の問題も気になります。