『マンガぼけ日和』は小学生の課題図書に!?

『マンガぼけ日和』は小学生の課題図書に!?

先日、当院の看護師さんが、「先生、今回の『マンガぼけ日和』は小4の娘も読めました」と報告をしてくれました。拙書である『ボケ日和』は残念ながら小4の娘さんには難しかったようですが、矢部太郎さんによってマンガ化された『マンガぼけ日和』は小学生でも十分読んで理解できるようです。今回の記事では、子供さんにも認知症の正しい情報を伝える重要性とそれにマンガを使う有効性をご紹介します。

1.認知症はすべての世代が知る必要がある

認知症は誰もがなる可能性があります。そのため若い人を含めたすべての世代の人たちに認知症の理解を深めてもらう必要があります。現在、国や県では認知症の人や家族が安心して地域で生活できるよう、認知症について様々な普及啓発を行っています。その中で、小中学生を対象として認知症サポーター養成講座まで広げているのです。

2.マンガ化の力

但し、特に小学生では文章ですべてを理解することは難しいものです。そんな時に懸け橋になってくれるものがマンガです。昔は、子供にマンガを読ませることに抵抗がある親がいましたが、現在は親もマンガを読む時代です。実際、私もマンガは大好きですし、逆にマンガの方が話を理解しやすいこともあります。これからの時代、情報を得るためであれば媒体は気にする必要はないのです。そのためにも、小学生への認知症普及には『マンガぼけ日和』が最適です。

3.人の死を子供に伝えよう!

『ボケ日和』を書くにあたって、認知症の最期までをキチンを描くことにこだわりました。多くの書籍や映画では、認知症の最期が描いていないものがあまりにも多かったからです。認知症を、春夏秋冬の季節にわけ、人は必ず冬をむかえ亡くなることを伝えたかったのです。

実際、スタッフの娘さんも「お祖母ちゃんたちも死ぬの?」と涙を流しながら聞いてきたようです。昔は自宅で人が亡くなる姿を子供たちも実際に見る機会がありましたが、現在では殆どの方が病院で亡くなります。そのため大人であっても人の死に立ち会ったことがない人も多いのです。そのために、『マンガぼけ日和』で人の死を体験することはとても意味があるのです。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


4.まとめ

  • 『マンガぼけ日和』は小学生でも読んで理解することができます。
  •  子供のうちから、人は必ず亡くなることを知ることが大事なことです。
  • 『マンガぼけ日和』で人の死を体験することはとても意味があることです。

 

Amazon紹介ページ
error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ