私は、1万人を超える保険販売員の前でセミナーをしてきました。結果、多くの保険販売員とお会いすることで、名刺交換をする前にその方がMDRT以上であるか否かはわかるようになってきました。
彼らは、今回紹介する喜多川泰さんの『運転者 未来を変える過去からの使者』を自然に実行されてきたのだと感じます。ということで、保険だけでなく営業をされている方には必読の本だと思います。
*MDRT:Million Dollar Round Table (MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織。要するに保険契約をたくさん取っている優秀な保険販売員の称号。
- 運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。
- 運は後払いです。何もしてないのにいいことが起こったりしないんです。ポイント貯めてないのに何かもらえますか? 誰もそんなこと、期待しないでしょ。でも、運となると、貯めてない人ほど期待するんです
- 運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。だから先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。
- とにかく頑張っても報われないときは運が貯まっているんですよ。
- 何でもいいから接点を見つけて、会話が始まれば〈見知らぬ人〉ではなくなり、それが重なると〈知人〉になり〈友人〉になり、ときに 〈恩人〉になっていく
- 基本姿勢が不機嫌な人に、毎日の人生で起こる幸せの種を見つけることなんてできない。
- 「ちょっと損得から離れるといいですよ」
- もっと純粋に未知のものに対して『楽しそう』『面白そう』って思ってみていいんじゃないでしょうか」
- 長い目で見たら、報われない努力なんてないんですよ。あまりにも短い期間の努力で結果が出ることを期待しすぎているだけです。今日頑張って明日実になるなんてどんなに早く育つ種でも無理なことですよ」
- 上機嫌でいるというのは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということ
- 右肩上がりで調子が良かった頃は、運が良かったわけじゃなくて、自分じゃない人間が〈使わずに貯めておいた運〉を使わせてもらっただけなんじゃないかって。
- 自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっているときには誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくというのが〈生きる〉ってことです。
- 本当のプラス思考というのは、自分の人生でどんなことが起こっても、それが自分の人生においてどうしても必要だから起こった大切な経験だと思えるってことでしょう
- あなたが生きたことで、少しプラスになる。それこそが、真のプラス思考だって言えるんじゃないかと思うんです。使う運より、貯める運を多くするということ
- 起こった直後は『最悪』と思っても、時間が経って考えてみると『むしろよかったんじゃないか』って思えることばかりですからね、人生なんて。だから、最初から『むしろよかったんじゃないか』って思うと、結構いろんなことが楽しめるもの