軽い題名に騙されてはいけません。本のテーマは、「やっかいな時間を自分の手に取り戻し、人生を豊かにするためにどうしたらいいか」です。内容は極めて深く、本の内容を意識すれば人生が変わるのではないでしょうか?
- 「食べる」という「幸福の時間」 を選ぶか、「ガマンしてダイエットする」という将来への「投資の時間」 を選ぶか。 正解はありません。あるのは、あなたの選択です。
- すべての時間はこの4つに分けられます。 1 「幸福の時間」 2 「投資の時間」 3 「役割の時間」 4 「浪費の時間」
- 「幸福の時間」 はやりたいこと、喜びを得られることをして幸せを感じる時間。 「投資の時間」 は目的のために努力している時間。 「役割の時間」 はやらなければいけないことをしている時間。 「浪費の時間」 は無意識に過ごしてしまうムダだと感じる時間 です。
- スペシャルな毎日より、パーフェクトな1日に。
- 人生で一番大切にしないといけないのは「幸福の時間」を増やすこと。
- 意味のつけ方次第で、「役割の時間」「投資の時間」「浪費の時間」を、「幸福の時間」にすることもできるのです。
- 自分に合った幸福感を知ることが、「幸福の時間」を増やすことにつながります。
- 幸せの先送りをしてしまう人の特徴のひとつが、「やりたいこと」よりも「やらなければいけないこと」を優先させてしまうことです。
- 「やらなければいけないこと」を「やりたいこと」に変換する、
- 「何かをやって、その成果としてごほうびをもらうのではなく、やること自体がごほうびになるようにする」
- 会食は仕事の手段(投資の時間) ではなく、相手と仲良くなるための「幸福の時間」にする ことにしたのです。
- 「人を喜ばせることは、自分の喜びになる」
- 「長続きしない幸せ」は、所得や資産、社会的地位など、地位財産による幸せで、周りの人と比較することで満足感を得るもの です。
- バスを待つ時間が苦痛になるか、幸福の時間になるか。 ポイントは、「時間の意味変換(イミヘン)」 です。
- 不本意なことや想定外のことが起きても、それをグチや不満ではなく「課題」としてとらえ、自己解決の方法を模索する人は「自分ベースの時間」を生きていることになります。
- イヤなことやつらいことを、その先にある「目的のためのプロローグ時間」にして、主従を逆転させる方法です。
- ビジネスの世界で「ストーリー戦略」という手法がありますが、これは時間の蓄積をストーリーに仕上げてプロローグ化するやり方といえます。
- 観察力を鍛えるためには、スルー力を弱める必要があります。その方法は「心をキョロキョロさせること」 です。
- もし好きなこと、やりたいことで時間が占有されたとしても、その時は「忙しい」ではなく、「充実している」と感じるものです。
- 実際に使えるお金が税引き後の金額であるように、 使える時間も1日の 16 時間だけ。1時間は1日の 16 分の1。かなり重要な1時間です。
- 実行力を上げる方法があります。 ハイブリッド化 です。 これは「ひとつの行為」に「いくつもの意味付け」をしていく ことをいいます。
- ランニング = 運動する時間 + 考える時間
- 「記憶に残る幕の内弁当はない」 あれやこれやと盛り込み過ぎると、人の記憶に残りにくくなるという意味です。
- やりたいことをやっている人の多くは、こんな感情を持っていました。 「心の底からやりたい!」 やらないではいられないのです。
- 自分ではやりたいことと思い込んでいても、実はそこまでやりたかったわけではない。やりたい度数はそんなに高くない。 いってみれば「やりたいこともどき」 です。
- 本当にやりたいことは、無理してつくるのではなく、自然と生まれてくるもの
- 「人間はじぶんの時間をどうするかは、じぶんできめなくてはならないからだよ。だから時間をぬすまれないように守ることだって、じぶんでやらなくてはいけない」