【お薦め本の紹介】70歳を過ぎたら飲んではいけない薬とサプリ

【お薦め本の紹介】70歳を過ぎたら飲んではいけない薬とサプリ
2024-08-09

本の内容以前に、著者の和田秀樹さん自身が『血糖値は、悪いときには600ありました。今は300より高い日だけ、薬を飲んでいます。血圧は元々220もあって、220のままだと心肥大がどんどん悪化して利尿剤を飲んでいます。一旦服薬で140という正常値まで下げましたが、頭がフラフラするので170で保っています。』にはあきれます。 現在64歳の和田さんが、平均寿命まで生きられるとは思えません。

  • 薬と栄養補助食品をまぜこぜにしていることが、そもそもの間違い
  • サプリメントを使うことで、ある種の効能が期待できるものもあります。その最たる例がDHAです。アメリカ人が寿司ブームで積極的に魚を食べるようになってから 20 年間で心筋梗塞の死亡者が半分に減りました。DHAには動脈硬化や心筋梗塞の予防効果があるのです。
  • コレステロールは高ければ高いほど心筋梗塞になりやすい。けれども、高ければ高いほどがんに 罹りにくいことです。
  • コレステロールが高い人は免疫力も高い。それこそコロナであろうが、インフルエンザであろうが、なりにくいわけです。
  • 精神安定剤全般に言われていることですが、その薬を飲むと筋弛緩作用となって足がふらついたりする。量が少ないときはあんまり出ないけれど、年を取ると足の筋肉が弱くなって作用が出やすくなる。
  • 気が利く医者であれば、薬をずっと飲み続けている人に対して、3カ月から半年に一度は血液検査をします。
  • 現在の法体系でいくと、運転禁止薬を飲んで事故を起こしたら、危険運転致死傷罪になります。
  • 一般的に多剤併用は、5種類までと6種類以上を比べると、6種類以上の薬を飲んでいる場合の副作用が3割程度増えると言われています。
  • 日本人が肉を食べるようになってから、昔と比べて脳出血が大幅に減っているわけです。だから血圧が高いことが原因で脳卒中が怖いのであれば、血圧を下げる方法の他に、血管を丈夫にする方法があるわけです。
  • 血管を丈夫にするためには、タンパク質やコレステロールを採りましょう
  • ヘモグロビンA1cは6未満が正常とされています。ところが、ACCORD試験と呼ばれる有名な大規模比較研究だと、一番、死亡率が低いのは7から7・9でした。
  • 不眠症はハルシオンやデパスなどの依存性が強い薬の長期服用で、認知症リスクが上昇します。
  • 昼間、日に当たる暮らしをすると、夜にメラトニンが出てくるから、不眠にいいとされています。眠れなくなって死んだ人はいません。眠れないことを気にする人が多過ぎるのです
  • 中性脂肪は高めのほうが長生きしているデータが最近は増えているので、わざわざ中性脂肪を下げる必要はありません。
  • プロトンポンプ阻害薬は非常によく効く、胃潰瘍や食道、逆流性食道炎の薬です。本当は8週間までしか使ってはいけないのですが、だらだらと処方し続ける医者がたくさんいます。 飲んでいると胃腸の調子はいいのですが、栄養素の吸収が阻害され、骨折のリスクが高まります。
  • 大学病院は本当に体が弱っている人や、薬でボロボロになった人を基本的に診ていない。逆に町医者と呼ばれる臨床医たちは、 90 代の人にこんな薬を出したらこんなふうになるということをよく知っている。
  • 肝臓や腎臓の機能が落ちている高齢者に、若者と同じ量の薬を出すのは異常なことです。
  • 体が弱っているのに抗がん剤を使うと、体調が急に悪くなることは普通にあります。例えば経済アナリストの森永卓郎さんは、人間ドックを受けに行った段階では足腰も含めて元気でした。
  • がんも、ただの老化現象ですよ
  • 日本人の栄養は全てにおいて足りていない、と言ってもいいでしょう。つまり、日本人は穀類をかつての3分の1しか取っていないし、摂取カロリーも足りていない。タンパク質も足りていません。あと、微量元素も足りていないし、高齢者はあまり肉を食べてないからコレステロールも足りていない。それが現実です。
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