【お薦め本の紹介】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

【お薦め本の紹介】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

以前より知っていた本ですが、少し毛嫌いをして手に取っていませんでした。ふと年末に読んで、売れている理由が分かりました。お金は稼ぐよりも使うことが難しいものです。そのため死ぬときにゼロにすることは相当難しいと思います。ゼロにするために、いかに人生を豊かに生きるかのメソッドが紹介されている本です。特に「時間の配当」という言葉には共感しました。

  • ただ生きるだけではなく、十分に生きる。経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を考える。
  • いつかは誰もが死ぬ。だからこそ、 限られた時間のなかで最大限に命を燃やす方法 を考えなければならない。
  • 金を無駄にするのを恐れて機会を逃がすのはナンセンスだ。 金を浪費することより、人生を無駄にしてしまうことのほうが、はるかに大きな問題ではないだろうか。
  • 大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うことだ。
  • 「 健康 なくして 富 に価値なし」
  • 時間と金を最大限に活かすためのカギは〝タイミング〟にある。 人生の充実度を高めるのは、〝そのときどきに 相応しい経験〟なのだ。
  • 節約ばかりしていると、そのときにしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう。人生は経験の合計だからだ。
  • この本の大きな目的も、直感や本能に頼るのではなく、人生を豊かにする経験を意図的に選択する方法を示すことだ。
  • 「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」
  • 金を払って得られるのは、その経験だけではない。その経験が残りの人生でもたらす喜び、つまり記憶の配当も含まれているのだ。
  • 人生を存分に楽しむには、無意識な自動運転をやめ、自らの意思で思う方向に操縦していかなければならない。
  • 金を稼ぐことだけに費やした年月は二度と返ってこない。
  • 収入が高い人にとっても、低い人にとっても、私からのメッセージは同じだ。 生きているうちに金を使い切ること、つまり「ゼロで死ぬ」を目指してほしい。
  • 私は将来のために貯金すべきでないとは言っていない。 必要以上に貯め込むことや、金を使うタイミングが遅すぎるのが問題
  • 資産額が多い人々(退職前に 50 万ドル以上) は、 20 年後または死亡するまでにその金額の 11・8%しか使っておらず、 88%以上を残して亡くなっている。
  • 退職者の3分の1が、なんと退職後に資産を増やしている。資産を取り崩すのではなく、反対に富を増やし続けていた
  • アメリカ労働統計局が実施した消費者支出調査によると、世帯主が 55〜 64 歳の世帯の2017年の平均年間支出は6万5000ドルだ。それが 65〜 74 歳になると5万5000ドルに、さらに 75 歳以上の場合は4万2000ドルに下がる。
  • 医療費は病気の〝治療〟に使うより、健康を保つための〝予防〟に使うほうがはるかに賢明だ。
  • そもそも子どもたちには、 あなたが死ぬ「前」に財産を与えるべきだ。
  • 死後にもらうと、うれしさ半減、価値は激減。受けとる側が一番金を必要としているタイミングでそれを手にするには、かなりの運が必要だ。
  • たいていの場合、相続のタイミングが遅すぎて、相続人は値打ちのある金の使い方ができない。
  • 譲り受けた財産から価値や喜びを引き出す能力は、年齢とともに低下する。 金を楽しい経験に変えるあなたの能力が、老化とともに衰えていくのと同じだ。何かを楽しむには最低限の健康が必要になる。
  • 私の結論は、「親が財産を分け与えるのは、子どもが 26〜 35 歳のときが最善」
  • すでに富豪であるあなたにとって、仕事を休むことの経済的損失はわずかなものだ。一方で、仕事を休んで一緒に時間を過ごすことで子どもに与えられるメリットは計り知れない。
  • さまざまな年齢の人に「旅行を 躊躇 する理由」を尋ねた調査によると、 60 歳未満は「時間」と「金」、 75 歳以上は「健康上の問題」と答える人が多かった。
  • 時間をつくるために金を払う人は、 収入に関係なく、人生の満足度を高めることがわかっているのだ。
  • 金を払って面倒な雑事から自分を解放するということは、マイナスの人生経験を減らし、プラスの人生経験(それをするための時間を手に入れたので) を増やすことになる。これで、幸福感が増さないはずがない。
  • 老後にどれくらいの資産を最低限用意すればいいのか。 私は、「毎年の生活費×残りの年数」の 70%ほどをすすめている。
  • ほとんどの人の場合、最適な資産のピークは 45〜 60 歳のあいだに位置することになる。
  • これまで一般的に推奨されてきたものよりも、はるかに早い段階から資産を取り崩し始めるべき だということだ。 たとえば 62 歳や 65 歳になるまで資産に手を付けなければ、決して使い切れない金を稼ぐために働き続けることになる。
  • 「仕事一筋で、育児以外はほとんど何もしてこなかったのだから、どんな金の使い方をすれば満足感が得られるかを知らないだけかもしれないじゃないか」
  • あなたの最大の目標は、金をできる限り増やすことではない。できる限り人生を豊かにすることである。
  • 大胆に行動するための3つのポイントだけ伝えておこう。 1つ目は、あなたがどれくらいリスクを取ろうが、どんな大胆な行動に出ようが、一般的にそれは 人生の早い段階が良い ということだ。 2つ目は、 行動を取らないことへのリスクを過小評価すべきではない ということだ。3つ目は、「リスクの大きさ」と「不安」は区別すべきだ ということだ。
  • 人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ。 さあ、今すぐに始めよう。先延ばしする理由などないのだから。
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