【お薦め本の紹介】『プロ投資家の先の先を読む思考法』で「昭和のオジさん」の防御を

【お薦め本の紹介】『プロ投資家の先の先を読む思考法』で「昭和のオジさん」の防御を

「プロ投資家」という言葉は関係なく、生きていくうえでの知恵が満載の本です。少なくとも、「昭和のオジさん」にだけはなりたくないと強く思いました。本書の中の「勝つか負けるか」ではなく「勝つか学ぶか」は強烈なインパクトでした。

  • ここでいう「先の先」とは、「 10年後、 20年後の未来」
  • 情報開示に高い透明性が求められる昨今、「おいしい早耳情報」は存在しません
  • 大切なのは、そういった「見えない未来」を見ようとするのではなく、 目の前で少しずつ起きている小さな変化を捉える ことです。そして、「この小さな変化の結果、 10年後、 20年後の未来はどうなるのか?」を考えること
  • いまだに古い価値観や考え方にとらわれたままの〝昭和のオジさん〟がはびこっている現状を見るにつけ、 今は「令和4年」ではなく、まだ「昭和97年」なのだ と感じることも少なくありません
  • 「明るい未来」は、一様にすべての人に訪れるわけではありません。未来が明るいものになるか暗いものになるかは、じつは皆さん一人ひとりのポジショニングによって決まります。
  • これからの 20年間は、 居場所次第で右肩上がりの人と右肩下がりの人に、ほぼ二分される
  • 株価は「株価=EPS(1株あたり利益)×PER(株価収益率)」 という式で表すことができます。  PERは金利や為替、市況などの外部要因やその銘柄の人気によって大きく変わります。  一方、EPSは企業の情熱や工夫、頑張りによって決まるもの。そして、株価というのは短期的には外部要因や人気などに左右されるものの、中長期で見ればEPSにほとんど連動する
  • お客さまから評価を受けて利益を伸ばす会社は、短期的な株価については上がるか下がるかわからないけれど、中長期では利益に応じて株価が上がる
  • 生きながらえた人たちの多くは「いつかは絶対に帰れるはずだ」という強い確信を持ちつつ、短期間でものごとがうまくいくとは考えず、「とにかく『今』を生きる」ことだけを考えて必死に頑張っていた
  • 情報というものは、自分をアップデートする努力をサボれば当たり前に偏りが生じるものでもあります。
  • 「自分は普通」と感じているときは注意が必要
  • 投資先を決めるのは「損得」ではなく「好き嫌い」
  • 日本では「好き嫌い」を大切にしないことが生産性の低さにつながっている
  • 「先の先」を読むためには、経験値を幅広く貯めることが大切です。経験値の貯め方に秘策はなく、やはり何事も自分でトライする必要があります。
  • 一度でも真剣に考えたりじっくり見たりしたものは、 放っておいても脳の奥底に眠っています。 パソコンで言えば、スリープ状態になっているようなイメージです。  そしてなにかの刺激があると、それがむくっと再起動する
  • ダンスでリードするというのは、押すことでも引っ張ることでもありません。 パートナーが進むスペースを作ること
  • 私は「アップデートしていないこと」 こそ老化
  • 成長する企業とはどんな企業かと尋ねられたら、私は「Why(なぜ)を考え続ける会社」 だと答え
  • 過去は変えられないが、起きたことの意味は変えられる
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長谷川嘉哉監修シリーズ