【お勧め本のご紹介】あやうく一生懸命生きるところだった

【お勧め本のご紹介】あやうく一生懸命生きるところだった

医師という仕事をしていると、日常で、ゆっくり休憩を取ったり、休日をゆっくり過ごすことは殆どありません。周囲の仲間を見ても、同じような生活をしているので殆ど疑問を持たずに生活をしていました。そんな中で手にした、ハ・ワンさんの「あやうく一生懸命生きるところだった 」。題名も衝撃的ですが、内容も今の自身の生活を見直すうえでとても参考になりました。特に、「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」は響きました。

一部、ご紹介します。

  • あのレースのタイトルは何だったのだろうか? 誰が一番お金を稼ぐでしょうか大会? 誰が一番最初に家を買うでしょうか大会? 誰が一番出世するでしょうか大会?
  • 見返りはいつだってきまぐれ 努力してもどうにもならないとか、努力した分の見返りがない場合もある一方で、努力した以上の大きな成果を収める場合もある。
  • 自分の人生なのに、自分の気持ちなのに、どうして他人の評価によって大丈夫だったり大丈夫じゃなかったりするんだろう?
  • ほんの少し顔を上げて周囲を見渡すだけで、ほかの選択肢がいろいろとあると気づくのに、執着してしまうとそれが見えなくなる。 たった一つ、この道だけが唯一の道だと信じた瞬間、悲劇が始まるのだ。
  • 世の中にはたくさんの道が存在する。一つの道にこだわりすぎるのは、ほかの道をあきらめていることと同じだ。 あまりにもつらく、耐えがたいならあきらめろ。あきらめたって問題ない。
  • 賢明なあきらめには〝勇気〟が必要だ。 失敗を認める勇気。 努力と時間が実を結ばなかったら、潔く振っ切る勇気。 失敗しても、新たなことにチャレンジする勇気。
  • 実は、ずっとキリギリスになりたかった。ビビッてアリでいただけ。
  • 失敗してもいい。失敗したときは後悔すればいいだけだ。 きっと、他人の言葉を信じて群れを成した人々も、後悔するのは同じだから。
  • ひょっとすると、僕らは仕事に対し、あまりにも多くのことを望みすぎているのかもしれない。 食べていくのは大前提として、お金をたくさん稼げるほどいいし、自己実現もできて、面白くて、そこまできつくなくて、それに休みも多くて、尊敬されて……。 それってどんな仕事だろう?
  • たぶん、お金のために自由を後回しにし続ければ、僕らは一生自由になれない。 自由を知らないまま老いて死ぬコースの一択しかない。
  • 夢を叶えられないと幸せになれないなんて、思い違いもいいところだ。 夢を叶えられたら素敵なことだが、叶えられなかったとしても、ただそれだけのこと。
  • 理想通りにならなくても人生は失敗じゃない。人生に失敗なんてものはない。
  • 何かを失ったときは失ったことに気を取られて、何かを得ていることに気づかない。 反対に、何かを得ようとするときは、それに集中するあまり失っていることに気づかない。
  • もし人生も、期待せずに生きられたら、毎日がラッキーの連続、すべてがサプライズプレゼントみたいに感じられるのかもしれない。
  • 「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」
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長谷川嘉哉監修シリーズ