開業以来、我が家では、岐阜県海津市平田町三郷1980にある千代保稲荷神社(ちよぼいなりじんじゃ)を訪れます。
千代保稲荷神社は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つともいわれています。
地元の岐阜県西濃地方など中京地方ではお千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれることが多く、通称「おちょぼさん」として親しまれています。
お千代保稲荷は、商売繁盛・家内安全のご利益がある神社とされ、正月や月末はものすごい数の参拝客でにぎわいます。
医療介護系の事業で、商売繁盛というのも不謹慎かもしれませんが、これもスタッフ・地域経済のためにもなるとお許しください。
お参りは、石段を上がるとお燈明場。
参拝客の願いが小さな炎となって揺らめいています。
お参りは、入り口で、購入したおあげを供え、お賽銭を投げ参拝します。
参拝後は、門前町で食事とお買い物です。
我が家は、“玉家”で必ず串カツを食べます。
串カツは味噌とソース、そしてドテの3種類です。
1本80円と、かなり食べても安く上がります。
玉家さんは凄いお客さんなのですが、そのお客様さばきが素晴らしい。
入り口に立った、リーダがスタッフに、食事が終わった机の片づけを指示し、空いた席に新しいお客さんを誘導します。
これらの一連の動きで、リーダは決して入口の場所を動かないのです。
思わず手を出したくなるケースもあるのですが、リーダが動くと全体の統率が取れなくなっているのです。
この動きは大変参考になり、4年前より土岐内科クリニックでは、受付でも看護婦でもないフロアーという職種が出来上がりました。
フロアーは常に待合室の患者様に目を配ることに終始するのです。
待ち時間が長くなった際には、フロアーの声掛けひとつで、少しはイライラが解消できればと思っています。
参拝だけでなく、食事も含めてとても楽しい場所です。
お勧めするとともに、気づきを頂けた“玉家”さんに感謝です。