優秀な営業マンは、優秀な経営者にはなれない?

先回ご紹介した長谷川千波さんの“営業の悪魔”の中には、トップ営業マンが組織の中で苦悩する姿が描かれています。営業社員の上位2割が屋台骨を支えているのに、組織内では煙たがれるようです。実際に組織を飛び出した営業マンが、『トップ0.1%の連中はどこに行っても自分の我を押し通そうとする。組織が作りにくくてしょうがない。』という言葉には思わず苦笑してしまいます。

自分も病院という組織になじめなかったため開業したのですが、結局180名を超えるスタッフの組織化に尽力しています。誰もが同じ道を歩むようです。ちなみに本の中では、“トップセールスマンの手法の言語化”が特命とされています。しかしトップセールスマンは典型的な狩猟民族です。一方で多くのスタッフは農耕民族ですから言語化されても理解・行動は難しいと思いました。

私の周囲でも、勤務医時代は優秀な医師であり研究者であったのに、開業した途端スタッフの文句ばかり言っている方も見えます。組織化を目指しても、スタッフが全く定着しない経営者もたくさんいます。やはり経営者になるにも適性があるのかもしれません。


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そんな中でブレイングループは組織化が上手くいっていると思います。いくつかコツをご紹介します。
① 苦手な部分、つまり創業者であれば組織化は得意な人間に完全に任せる。
② スタッフへの不平・不満を社内・社外でも決して口にしない。
③ その結果、老子の『最も理想的な指導者は、部下から存在すら意識されない。部下から敬愛される指導者はそれよりも1段劣る。これよりさらに劣るのは、部下から恐れられる指導者。最低なの下からバカにされる指導者だ。』を目指すべきです。消費者の立場からすると、いくらトップ営業マンでも、組織を作れない人からは購入したくないものです。

               

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