脳ドックと認知症ドックは違います

多くの方とお話をしていて、“脳ドック”と“認知症ドック”を正確に理解されていないことに気が付きます。 例えば、『先日、脳ドックで異常がなかったから認知症は心配ない』 『身内に脳血管障害の人がいるから、認知症ドックを受けよ …

高齢者は5-10歳若返っている!

先回まで75歳以上で介護を必要とする人が29%、高齢者の運転の問題を指摘しました。一方でこんな記事もありました。『日本老年学会は6月12日、65歳以上の高齢者の身体、知的機能や健康状態についての分析結果を発表した。最新の …

柿が赤くなれば、医者が青くなる

私の柿好きは、以前のブログでも紹介させていただきました。最近では、患者さんにもよく知られてきています。そのため、手作りの干し柿や、完熟した柿をいただきます。先日も、『本当に、こんな気持ち悪い柿でもよいのですか?』と言って …

風邪は自然治癒力で治しましょう

今年は、インフルエンザが大流行しています。毎年流行していますが、7-8年に一度大流行します。今年はその当たり年のようです。インフルエンザの患者さんは突然高熱を発し、若い方でも本当に辛そうです。『風邪ぐらいでは仕事を休むな …

アルコール多飲の悲劇

認知症の専門医として、過去に多量の飲酒歴のある方は、頭部CTを見ると分かります。初診で、『この方は昔はかなりお酒を飲まれましたか?』と聞くと、たいてい当たります。気を付けないといけないのは、現在のアルコール摂取歴を聞いて …

自律神経失調症は病名?

“私は自律神経失調症と診断されました”と話される患者さんが結構いらっしゃいます。実はこの病名には注意が必要です。日本心身医学会では「種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精 …

突然死予防!・・鍼灸

私の日々の生活は、朝から晩まで仕事に集中して、まさに“交感神経の過剰興奮状態”です。このままでは、突然死にまっしぐらですから、約10年前から健康のために鍼灸院に通っています。お気に入りの貞森中醫鍼灸院の先生は、鍼灸医であ …

突然死の“カラータイマー”・・大腸憩室

人間は、過度にストレスがかかると交感神経が過剰興奮します。そうすると循環器系に負担をかけ、心筋梗塞や脳出血を引き起こします。ナンバーワン・セールスマンが40歳代で急死することも、これが原因です。最近では、交感神経の過剰興 …

タバコを吸うような人間に人生の成功があるのか?

平成26年6月13日(木)は名古屋西田塾のOB会でした。私も基本的には飲み会等には出席しないのですが、西田塾のOB会だけは参加して、2次会まで参加しています。 西田塾の塾生は、病的なほど前向きです。もちろん、頭で理解すれ …

健診と検診の違い?

皆さんは、おなじ読みかた、“けんしん”ですが、健診と検診の違いをご存知でしょうか? 健診は、受診者の健康状態を大まかに調べるために行われるもので、項目は、身長・体重・視力・聴力・血圧など短時間で比較的簡単にできるものばか …

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長谷川嘉哉監修シリーズ