自分自身が、髪型、服装、眉毛、靴、時計といった外見に関心を持つと、
不思議と皆さんの外見にも気がつくようになります。
そうすると、知らなかった時代がとても恥ずかしくなるものです。
一度、上場を経験された経営者とお会いする機会がありました。
一通り話が終わった後に、言われました。
『今日は、医者に会うということで、
どんなひどい格好で来るかと思っていた。
僕は君の身に着けているものがほとんどわかるし、
今の君の年齢と立場にとても合っている。先生は合格だ』と言われました。
スタイリストさんがいなければ、どうなっていたかと考えると
思わず、”ぞーっと”しました。
世の中、自分が知らないから相手も知らないわけでは無いんです。
お陰で、その後も懇意にしてもらっています。
最近では、出版の関係でファッションのプロの方とも知り合いになる機会をいただいています。
その中でも、鴫原ひろ子先生からは多くを学ばせていただきました。
『コンビニでペットボトルの飲料を買うとき、どんな風に選んでいますか?
お茶にラベルがなかったら、どうやってお茶をえらびますか?』の質問では、
“見た目の重要性”をしっかりと認識することができました。
ちなみに鴫原先生の、『成功している男の服飾戦略』の中の98ページ目、
『以前、高名(??)な医師であるクライアントに、メディア対応のため○○万円のスーツを
つくっていただいたことがある。その時の、仮縫いされたスーツは、本当に息をのむほど
繊細で美しかった。それだけ「手間」がかかっているからこその、「ジャストフィット感」なのだと
改めて感じ入ったものである』とご紹介いただきました。
高名な?には、意見もあると思いますが、
取り上げていただいたことは、とても嬉しいものです。
自分の知らない世界のプロの意見を
素直に聞いて、素直に取り入れていくと
新たな発見、出会いにつながるようです。
きっとこんな積み重ねが認知症予防にまでつながるのかもしれません。