「おにぎり」による食後高血糖に注意!・・血糖値スパイクドクターの提言②

「おにぎり」による食後高血糖に注意!・・血糖値スパイクドクターの提言②
血糖値が高いと言われた方や、糖尿病の患者さんのなかには、カロリーを控えるために、昼食は「おにぎりだけにしている」という方が、結構いらっしゃいます。しかし、血糖値スパイクである私の経験では、おにぎりは最も血糖値が上がりやすい食事の一つです。
血糖値スパイク:食後急激に上昇し140を超えて、急激に正常値に戻ること。その変動をグラフにすると、スパイク(=くぎ)のようにとがった線を描くので、血糖値スパイクと言われる。健康な人であれば、食事をすると一時的に血糖値が上がりますが140を超えることはない。血糖値スパイクによって、血糖値の急激な変動が繰り返されると血管も内皮を傷つけ、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞を発症しやすくなる。

確かに、おにぎりのカロリーは、一個200カロリー弱です。2個食べても、400カロリーですから、一食のカロリーとして適正です。しかし、糖質を見てみると、一個約50gもあるのです。通常、健康な人であれば糖質は200g程度、糖尿病の方は100g程度に抑えることが理想です。そう考えると、おにぎり2個の糖質は100gと多すぎるのです。

特に、おにぎりは空腹でいきなり食べることが多いものです。おにぎりには、繊維も少ないためダイレクトに糖質が吸収され、血糖値が上昇してしまいます。私も、おにぎりを2個食べて、血糖値が200を超えた際は驚きました。同じおにぎりを食べるにしても、野菜やおかずを先に食べて、おにぎりは1個にしたほうが血糖値には優しいのです。

ただし、おにぎりによる血糖の上昇は、悪いことばかりではありません。食事の後に、体を使う場合は、すぐにエネルギーとして使用でき、血糖値も速やかに下がります。そのため、ハイキングや登山の際の、昼食としては最適なのです。

血糖値に問題のない方は、自由におにぎりを食べても問題ありません。しかし、血糖値スパイクは、健康診断で血糖値や一か月の血糖の平均を示すHbA1cが正常の方の中にも、たくさんいらっしゃいます。年齢も関係なく、若い方にもいらっしゃるのです。したがって、一度はフリースタイルリブレを装着して、自身の持続血糖値の測定をお薦めします。詳細は以下の記事も参考になさってください。
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