今年、医学部に入学した次女
毎日、羽を伸ばしているかと思いきや
すごく勉強しています。
自分たちの時代だと
3年生になって初めて勉強した解剖学を
1年生の4月から始めています。
今の時代、1年生から専門を始めないと
とても時間が足りないようです。
そのうえ、毎週月曜日は試験・・
学生以上に、問題を作って採点する
先生方にも同情してしまいたくなります。
考えてみると、28年前の自分達の時代は
C型肝炎はありませんでした。
国家試験レベルではMRIも出題されませんでした。
MRAなどは実用レベルでさえありませんでした。
いまでは血流シンチやPETなどより多彩になっています。
これでは、とても3年生から専門では時間が足りないことも
当然かもしれません。
しかし救いといえば、大学のテキストがわかり易いことです。
自分たちの時代、教授が黒板にもすごい勢いで書いたものを
必死で書き写していいたものでした。
そのうえ分かりにくく、極めて非効率的でした。
今のテキストは、わかりやすく、
さらに解剖学の段階でも、臨床と関連させて説明されています。
正直、自分が見ても勉強になるほどです。
そんな時、次女が”神経の走行がわかりにくい”とのこと、
少し、先輩風を吹かせて教えてやると
“分かりやすい”とのこと。
やはり、本当に理解している専門家は
“難しいことを簡単に説明できるのです”
親子で、同じ道に進み、会話ができる・・
これって、とっても心地良いものです。