障害者に優しくない日本

2014-09-05

グループホームとは、病気や障害などで生活に困難を抱えた人達が、専門スタッフ等の援助を受けながら、小人数、一般の住宅で生活する社会的介護の形態です。最近では認知症高齢者グループホームを指すことが多いのですが、本来は若年の障害者の方も対象となります。また2006年4月より障害者自立支援法に基づく共同生活援助(グループホーム)と共同生活介護(ケアホーム)の二種類がありましたが、、今後は両者は統一される方向のようです。

以前に比べ、障害者の方々の平均寿命も延びています。そのため以前は、障害者の両親が介護の中心でした。そのため両親の高齢化問題が出てきています。実際に当院でも、30-50歳代の障害者の方からの訪問診療の依頼も増えてきています。中には48歳の私と同じ年の患者さんも見えます。当然、介護するご両親もかなり高齢になっています。そうすると、いずれは施設という要望が出てきます。

最近、そんな親御さんから障害者向けの施設のアドバイスを求められました。いろいろ調べてみて、 “この国は、老人には過剰にまで手厚いのですが、障害者にはとても冷たい”ことに気が付きました。この問題を取り上げようとしても、新聞も雑誌も本も、売れないと分かるため積極的には取り上げてくれません。政治家も票への影響が少ないため、熱心ではありません。


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そのうえ、国から支払われる、報酬も同じグループホームで比較しても、老人に比べ障害者では、1/2から1/3です。これでは、とてもビジネスとしては成立しません。普及しないのも当たり前です。

仮に自分の周囲に障害の方がいなくても、お孫さんに出る可能性もあります。もしくは、交通事故で障害を持つこともあるのです。全く無関係とは思わず、それぞれに関心を持ってもらいたいものです。

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