残された家族が困らないためのエンディングノートの薦め

残された家族が困らないためのエンディングノートの薦め

人生の最期には、できるだけ苦しまずに穏やかな最期を迎えたいものです。そのために、できるだけ家族にその希望を伝えたいものです。しかし、健康なうちに、残される家族に伝えることは難しいものです。

そのため、実際に人生の最期の状態になって、残される家族の意思が統一されないことがあります。自ら食事がとれなくなってきた状態で、「このまま自然に看取りましょう」や、「点滴ぐらいはしてほしい」や、「大きな病院に入院させてほしい」まで、家族間で意思疎通が図れないことは多々あります。そうなると、自らの意志が実現されなくなってしまうのです。

そんな時にお薦めなのが、エンディングノートです。エンディングノートとは、人生の週末や亡くなってから、家族や友人に伝えておきたい希望を生前にあらかじめ書き留めておくものです。

残された家族が迷わないように、延命処置についてや、介護、葬儀、お墓、ペットのことなど様々な内容を記すことができます。遺言書のように法的な拘束力はありませんが、その分気軽に書いて、何度も書き直したりもできます。

なお、延命については、どのように書いて良いか、わからないという質問もあります。医師としてお薦めな表現は、『苦痛をとるような処置以外の、延命治療は希望しない。食事がとれなくなった場合の、中心静脈栄養や胃ろうは希望しない』といった、意志を残しておいていただけると、対応がしやすくなります。

なお、エンディングノートは、市販されているものもありますので、利用することもお薦めです。

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