大麦は、疲労回復が期待できるビタミンB1・ナイアシンなどの各種ビタミンが含まれ、高血圧を予防するカリウムも豊富で、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。その上、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスもよく、腸内環境を整えることで糖尿病や癌の予防にも効果が期待できます。
しかし、大麦をどうやって摂取するかは悩むところです。そんな時にお薦めなのが、「はったい粉」です。
「はったい粉」とは、大麦を焙煎してからつぶして粉にしたものです。なお「はったい粉」とは西日本の呼び方で。関東地方では、「麦こがし」とも呼ばれます。
そんな「はったい粉」の効果ですが、便秘・疲労回復・老化防止・肌の新陳代謝などが期待できます。私も毎朝、ヨーグルトに「はったい粉」を混ぜて食べ始めましたが、腸の調子がとても快適です。大腸憩室を持つものとしてはとても嬉しい効果です。
イメージとしてはきな粉の雰囲気です。きな粉は大豆を炒って粉にしてものですが、大麦を焙煎して粉にしたものと似ているのです。
便秘がちで、疲れ気味な方にはお薦めです。ちなみにはったい粉をお湯で練って、少し砂糖をまぶせばちょっとしたおやつ感覚になります。