ラスター彩・・作家からの一時お預かり

先回、ご紹介した出光美術館に訪れた時、 “オリエントの美術”という企画が行われてました。あまり関心のある企画ではなかったのですが、イスラム陶器のコーナーで

ラスター彩の文鉢が多数飾られていました!  “ラスター陶器は、白釉(はくゆう)をかけた上に、コバルトを含んだ藍釉を地に、銀、銅などの特殊な金属を含む泥状の顔料で器面に文様を描き、低火度で焼き上げた陶器のことをいいます。しかし、技術的には17-18世紀ごろに世界的に途絶えてしまっていました。” この復元を決意し、その半生を賭けたのが、岐阜県多治見市の陶芸家故加藤卓男氏です。加藤氏は、1961年にペルシャラスター彩に魅入られ、その再現を志され20年かけて日本的感性の加わった加藤ラスター彩が誕生させたのです。実は私は、岐阜県立多治見病院に勤務していた時に加藤卓男氏の主治医であり、ラスター彩には特に関心がありました。その加藤氏を魅了した、現在では途絶えた本家本元のラスター彩に出会えたことは本当に感激でした。

そんなこともあって、いつか加藤卓男氏のラスター彩をお預かりしたいと思っていました。私は美術品は購入でなく、“お預かり”と呼んでいます。私自身の思い入れで購入しても、私の子供たちの代になれば、関心もなく世間に再び流通します。しかし、このことは決して悲しいことではありません。その作品に愛着を持つ方に、再び手に取ってもらえることになるのです。ということで自分自身が理想としていた“ラスター彩の大皿”を縁あってお預かりすることになりました。毎日、眺めては扁桃核に“快”の刺激を与えています。


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