厚生年金 | 厚生年金 | 基礎年金(国民年金) | 基礎年金(国民年金) | |
加入期間 | 40年 | 40年 | 40年 | 25年 |
(平均標準報酬月額) | 30万 | 60万 | ||
サラリーマン・公務員 | 1,574千円(年) | 2,354千円(年) | ||
自営業・専業主婦 | 794千円(年) | 397千円(年) | ||
掛金 | 40740/月 | 80122/月 | 13580/月 | 13580/月 |
先回お示しした表を使って、掛金に対する支給額で考えて見ましょう。
国民年金の負担額は、月額13580円です。
一方月額標準報酬30万の年金の掛金は40,740円と、国民年金の約3倍の掛金となります。
しかし、支給額は、国民年金の794千円に対して1574千円と、国民年金の2倍にも満たないのです。
おなじく、月額標準報酬60万の年金の掛金は80122円と、国民年金の約6倍の掛金となります。
しかし、支給額は、国民年金の794千円に対して2354千円と、国民年金の3倍にも満たないのです。
自営業の人達が、「サラリーマンに比べて、我々は年金が少ない」と良く嘆かれていますが、実は、払っていた額が少なかったのです。
しかも、払った額に対する給付額は最も有利なのです。
但し、公的な老齢年金だけでは、少し老後の生活に不安の残る額だと思います。