悲惨です!・・”働けない程度に、生き残る。“

2013-07-10

私は、認知症専門医ですが、保険も相当詳しいです。そこら辺の保険のセールスレディなどとは、レベルが違うと思っています。自分自身がファイナンシャルプランナーでもありますし、保険の知識は偏ることなく4人の人間から情報収集しています。そのため、提案される保険もほぼ理解できますし、良いものであればすでに加入しています。

その上、専門医として診断書を書く立場であるため、保険加入においては医師が書く診断書までチェックします。いくら良い保険でも、請求する際に医師に書いてもらう診断書の書式が不十分だと加入はしません。

そんな自分が、数年前から加入を検討していた保険があります。それは、終身介護保険です。私は講演でもお話しするのですが、死亡した場合は結構何とかなるものです。それよりも、”働けない程度に、生き残る。その上、生命保険の高度障害に適応しない状態“が最も困るのです。それを完全ではないのですが少しカバーできそうなのが、終身介護保険です。しかしこれはどこの会社でも良いわけではありません。以下の条件が必要です。

①  介護状態での支払い事由が公的介護保険にリンクしていること。保険会社独自の診断基準にはわかりにくいものが多いものです。その上不慣れな医師に書いてもらって、却下されると再提出が困難です。その点、介護保険は半年から1年に一度見直しがある点、リカバーできます。


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②  公的介護保険の介護度②以上で対象となること。介護度2と3の間には相当の壁があります。介護度3以上でしか支払われない保険商品を売るような会社を私は信用しません。

そんな条件を満たすものが東京海上日動あんしん生命保険株式会社の『長生き支援終身』(=低解約返戻金型終身介護保険)です。この保険は、なんと一度でも介護度2と診断されると一括で保険金が支払われます。通常は、認定されると毎月支払われることが多いのですが、この場合、介護度が1に改善すると支給がストップされること多いのです。その点、一度でも認定される一定額がまとめて支払われることは魅力です。
さらに現役世代は低解約型になっているため、法人で資産計上しながら加入して、解約返戻金相当で退職金代わりに受け取ればとても有利です。あまりに有利な保険のため、、『何かの間違いで、いずれ販売されなくなるのでは?』と加入をためらっていました。その後、北沢利文社長とお会いする機会があり、継続販売の太鼓判をいただいたので今回の加入になりました。法人で加入しても、全額資産計上ですので、節税効果はありません。しかし、”働けない程度に、生き残るという悲惨な状態“に対応するためには、お薦めの保険です。

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