新型コロナ不況の様相を呈してきた今、なんとなく節約に関心が向いてきます。そんな時に手にしたのが、「『もったいない112の習慣』ホームライフ取材班・編 青春出版社」です。この本の中で紹介されていることで我が家ですぐに実践したのが、混合水栓のシングルレバーを右にです。
目次
1.お湯と水が出る混合水栓の仕組
お湯と水が出る混合水栓は、レバーが右側に向いている時は水のみですが、真ん中に向いている時は知らず知らずのうちに 「水 」 と 「 お湯 」を使っている状態になっているそうです。真ん中で使用しても、体感的には水なのですが、知らないうちに給湯器が作動しているのです。つまり、毎回給湯器が作動しているといえるのです。
2.知らないうちに光熱費が上がってしまう蛇口の罠
2014年の調査によると、シングルレバー混合水栓を使っている人のうち、64.5%の人は水とお湯が切り替わるレバーの位置を「真ん中」にしているそうです。そのため、我が家も皆に、レバーを右にするように言うのですが、長年の習慣のため、気が付くと誰かが真ん中にしてしまっています。
3.エコシングルという水栓蛇口
習慣はなかなか治りません。そんな方には、「エコハンドル水栓」という選択もあります。このタイプですと、レバーを左右に動かすと、「カチッ」という音が鳴り、その位置から左側だと、お湯が混ざりはじめるのです。逆に、その位置から右側では水しか出ないため、無意識にお湯を混ぜてしまう現象を防ぐことができるのです。これにより、年間当たり4人家族で、約10,200円の節約になるそうです。
もちろん、家庭での節約以上にも、貴重な社会資源の無駄を減らすことは重要です。
4.まとめ
- シングルレバーの蛇口を真ん中にしていると、使用の度に給湯器が作動します。
- 世の中の2/3の方が真ん中で給水にしているようで、なかなか習慣も代えられません。
- そんな方には、エコハンドル水栓を使用する選択もあります。