倫理法人会の考え方を実践すると、仕事も上手くいきます。
これも、それなりの理屈があると思います。
中国古代の道家思想の開祖とされる「老子」が優秀なリーダーについて次のように述べています。
<優秀なリーダーの順位>
最もダメなリーダー : バカにされるリーダー
3番目に優れたリーダー : 恐れられるリーダー
2番目に優れたリーダー : 敬愛されるリーダー
最も優れたリーダー : 存在さえ忘れられるリーダー
上のリーダーの順位を見てどう思いますか?
一般的には最も優れたリーダーは敬愛されるリーダー・尊敬されるリーダー・信頼されるリーダー・思いやりのあるリーダーなどと思っていませんでしたか?
老子の考えは全く違っていました。
最も優れたリーダーが存在さえ忘れられるリーダー、とは究極の考え方です。
ところで、存在さえ忘れられるリーダーになるためには何をすべきでしょうか?
やはり、すべての日常業務を任せることができるスタッフを育てることです。
そして、日常業務はすべて信頼のできるスタッフに任せて、最も優れたリーダーは重要な意思決定のみをします。
優秀なリーダーは重要な意思決定をするだけですから、会社にいてもいなくても、どこにいても良いのです。
倫理法人会の実践のためには、どこかで、仕事をスタッフに任せる必要があります。
結果として、経営者が日常業務から開放され、重要な意思決定に集中する事で、会社が発展するわけです。
健康になり、仕事も上手くいくことになる倫理法人会、これはお勧めです。